4. 厚揚げの炭火焼き
厚揚げも、炭火の真価が発揮できる食材の1つです。
まるで揚げたてのように、表面がカリカリに。
分厚い厚揚げですが、遠赤外線のおかげで中まで熱々になります。
これに醤油をたらし、葉ネギを散らし、すり下ろした生姜を添えたりするとご馳走の完成です。
香ばしさと、薬味の風味の相乗効果がたまりません。
豆腐や練り物系の食材は相性が良い場合が多く、いろいろ試してみると面白いです。
静岡県で撮影を行ったので、ちょうどスーパーで売っていた焼津名産の黒はんぺんも焼いてみると、これも絶品。
油揚げ、さつま揚げなども美味しいです。
5. 焼き芋
炭火の遠赤外線でじっくり焼くと、甘くトロトロな焼き芋が完成します。
作り方は、シンプル。
アルミホイルで覆って、焼き網の上に乗せるだけです。
定期的にひっくり返しながら、30分以上じっくり焼いていきます。
時短したいときは、炭の中に突っ込んでしまいましょう。
この場合、火力が強すぎるので、新聞紙で包んで濡らしその上からアルミホイルで覆います。
炭の上にさつまいもを置き、さらに上にも炭を乗せ、上下火で一気に焼いていきましょう。
焼き芋は、もちろん子どもにも人気です。
自分のさつまいもを自分で洗って、自分でアルミホイルに包んで……とやると、よけいに美味しく感じるみたいですよ。
また、夏はとうもろこしもいいですね。
皮付きのまま、網の上で焼けます(アルミホイル不要)。
6. トースト
炭火でパンが焼けます。
食パンを焼いて、トーストに。
直売所で買った新鮮野菜やハム、チーズなんかを挟めば、トーストサンドの完成。
フランスパンやバゲット類も、とても美味しくなります。
薄切りにして、カリカリ&熱々に焼き上げて、クリームチーズやバター(アウトドアでは「チューブでバター」が便利)をのせる。
子どもに大人気なのも、ポイントが高いです。
美味しさもさることながら「自分の分は、自分で焼いて食べる」のが、おもしろいのかもしれませんね。
なお、パンの焦げやすさは最高レベル。
ぼけっとしていると、あっという間に真っ黒焦げになってしまうので、注意してください。