さまざまな生物の「営み」を観察!?
2階のフォトスポットでは、さらに大胆に水槽の前にソファとクッションが用意されています。普段の水族館ではまず見られない光景です。
近くには「愛の結晶」ともいえる、半年前に生まれたばかりの貴重なバイカルアザラシの赤ちゃんがいます。
性解説パネルによると、オスはメスがその気になるまで交尾をしかけ、メスは全力で拒むのだそう。さらにその下には、人間に例えた説明があるのですが……。「エッチなイベント」「手を握って」「ここから最も近いラブホテル」という単語を、水族館の中で目にするなんて!
なお企画した岸野さんのイチオシは、シオマネキとその性解説パネルだそう。潮を招く……。えーと、これ以上は実際に現地で確認してくださいね!
ついつい性的興奮が知的好奇心を上回りそうですが、もちろん多様な生き物を観察できます。アオリイカは、オスがメスに荒々しく精子カプセルをねじ込むんだとか。
クマノミは、オスとメスが協力して卵の世話をします。また、オスがメスに性転換することもあるそうです。
岸野さんの話では、展示している生き物の大半はこれまでと同じですが、「性」という切り口にとことんこだわったそう。従来の水族館の光景を、まったく違ったものとして見ている自分がいました。
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