いつも彼氏の意見に譲歩してばかりで、彼女の私には譲ってくれない――彼氏に対してこんな不満が溜まっていませんか?

もしかしたら、あなたからの同意を得た男性は純粋に「OKが出たから問題ない」と考えているかもしれません。

男女で違うOKの範囲や、断ることへの抵抗感についての傾向をご紹介します。

女性の方がOKの範囲が広く、断るのが苦手⁉

“OKの範囲”は女性の方が広い

「OK」という意思表示をするときって、「もちろん」と心から同意する場合と、「しかたないか」と相手に譲歩して同意する場合がありますよね。

この「もちろん」から「しかたない」までのOKの範囲ですが、女性の方が男性よりも範囲が広い傾向にあり、多少嫌なことでも「いいよ」とOKすることが多いです。

例えば一緒に映画を観に行って、男性が「アクションものを観よう」と提案すると、女性は「ミステリーがいいな」と思っていても「まあ、いいよ」と答える、といった具合です。

ちなみに同意を得た男性は「OKが出たのだから問題なし」と認識しますが、女性側は本心では「今回は譲ったので、次回は私の意見を尊重してほしい」という考えを持ち併せている場合が多く、譲歩してばかりの状態が続くと、不満やストレスが溜まっていきます。

女性の方が断るのが苦手⁉

また、断るのが苦手な人も女性の方が多いです。その理由のひとつに「もし自分が断ったら、あとで相手がどんな苦労をするのか」まで考えてしまうから、というのがあります。

女性は相手の気持ちを察するのが得意な傾向にあります。そのため、自分の都合を考えつつも相手のことまで考慮した結果「なんとかしてあげよう」「自分だけが我慢したらいいや」という結論に達するのです。

他にも「相手に嫌われるかも」という思いから断れなくなる人も少なくありません。

しかし、断れないことでストレスがたまってどんどん自分を追い詰めてしまったり、時には自分にできないことまで引き受けてしまい、結果的に相手に迷惑をかけてしまうなんてことも…。

一方男性はというと、女性ほど断るのが苦手ではありません。

特に、信頼できている相手に対しては「断っても許してもらえる」という安心感を持つ傾向にあるため、彼女の頼みでもすんなりと断ったりします。