黒地を避けて、白地のものを着させる履かせる
これから寒くなるにつれ、コートやジャケットなど衣類は黒っぽい色が増えますよね。男の子ならなおさらかもしれません。
しかし黒っぽい衣服は、夜の闇に溶け込んでしまい、周りから気づかれにくくとても危険です。黒だけでなく、紺や茶、濃グレーも夜の暗がりとしっかり同化してしまいます。
そこで、羽織るコートや履いている靴、これからの季節手袋を白っぽい色を、身につけさせてください。
暗闇のなかでも光を反射するので、周りにしっかり気づかれやすくすることができるので、事故予防にとても効果があります。
サドルを勝手に上げさせない
男の子にありがちなのですが、親の目を盗んで、サドルをめいいっぱい高くして自転車に乗りがちです。
しかしながら、足が地面につかないほどサドルをあげることは、事故原因にあげられた『飛び出し』や『出会い頭』等での急ブレーキが間に合わず、実際事故にあったら大事故にも繋がりやすく、物凄く無防備な状態であることを、子ども自身は自覚できていません。
大怪我を避けられない危険性を根気強く説き、こまめにサドルをいじっていないか、親がチェックすることが必要です。
見ながらスマホ&イヤフォン相手がいたら、機会を見て離れる
今一番危険!とも思われる要注意人物といえば、歩きスマホ(自転車スマホ)者や、イヤフォン者でしょう。
いきなりどんな動きをとるのか分からないからこそ、同じ道を共にすること自体が、とても危険でもあるのです。
当然ベルを鳴らしても、自分事とは思わないのがこれらの人物ですし、ベルを鳴らして逆キレされたらされたで、子どもを危険にさらしますから、とにかく子どもとの距離を取らせるのが一番!
子どもはついせっかちになりがちですが、無理に追い越そうとはしないことを十分に伝え、信号等で止まった機会を見て、焦らず離れるチャンスを待つようにと伝えましょう。
いざというときに備える保険に入る
これらに加えて、いざというときの自転車事故に備える保険の加入も大切です。
自転車保険加入率も、まだまだ5割程度にとどまることから、子どもの保険の見直しも、一度考えてみるのがよいかもしれませんね。
<参照>自転車運転に関する意識実態調査結果