3.「仲直りしたいよね」
「仲直りしたくて余計にこじれたことと言えば、昔付き合っていた彼氏と喧嘩したとき、『あなたも仲直りしたいでしょ?』とLINEで送って既読スルーされたことがあります。
あとで『どんだけ上から目線なんだろうと思った』と言われましたが、私はただ彼氏も仲直りしたい気持ちを確認したかっただけで、どうして引かれるのかわかりませんでした。
今は、言い方が悪かったこと、自分の気持ちだけ伝えて彼氏の返事を待てば良かったと思っています……」(27歳/販売)
「彼氏も仲直りしたいと思っているに違いない」と思うのは勝手ですが、それを押し付けるのはNG。何も言っていないのに一方的に気持ちを決めつけられれば、本当に仲直りしたいと思っていても男性の気持ちは萎えてしまいます。
そもそも、元のような状態に戻りたいかどうかは彼氏の自由。誠意を持って謝る自分だけを伝えるのが正解だと思いましょう。
4.「許してくれるまで電話は出ない」
「先日のことですが、私が彼氏に黙って男友達とふたりで食事に行ったのがばれて、喧嘩になりました。
会ったのは友達の相談に乗るためだったことを話しましたが、『後ろめたくないなら先に言ってほしい』と言われて何だか束縛されている気がして、そのときは素直に謝ることができなくて。
でも、落ち着いたら私が悪いと思って、謝罪のLINEを送りました。
喧嘩したときの彼氏の頑固な態度が気になったので『許してくれるまで電話をかけてきても出ません』と書いたら、それから一週間くらい音信不通にされました。
耐えられなくなって『許してくれないの?』とまたLINEしたら、
『悪いと思っているなら俺からの電話に出ないとか言えない』
と返ってきて、何も通じていないことがわかってショックで。
これ、私が悪いんですか?」(29歳/教員)
謝罪する気持ちはあるのに、「許してくれるまで話す気はない」と同時に伝えてしまっては、彼氏のほうは本当に悪いと思っているかわからないと思うのは当然です。
「頑固な人だから、電話でまた喧嘩になるのが嫌で」とこちらの女性は話していましたが、自分のせいで怒らせたのなら、彼氏の傷ついた気持ちを受け止める姿勢を忘れてはいけません。
自分に都合よく許してもらいたい姿が見えると、彼氏の愛情も冷めてしまいます。
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彼氏がドン引きするのは、反省しているようで実は何が悪いのかわかっていない姿。
喧嘩になった原因の理解がすれ違ったままの謝罪や、本当は自分が悪いとは思っていない様子など、とても仲直りする気にはなれないのが男性の本音です。
あれこれと言い訳するより、誠意を込めて「ごめんなさい」と伝えるのが彼氏の愛情を失わない秘訣。
つまずいたときこそ心を開いたコミュニケーションが大切だと、言い方はしっかり考えたいですね。