清潔よりも“興奮する”ことが重要?
男性Aさん(30代前半)は「彼女には『入らないで』と言っています。匂いが好きなので。お風呂に入らないと異常に燃えます」とのこと。ギエー!
推測するに、それは彼女の出すフェロモンが消えてしまうのがイヤなのではないでしょうか。フェロモンは、わきの下の汗腺から出ていると言われています。それがなくなるからイヤなのでしょう。
男性のホルモンのひとつ、テストステロンも同じ。「自分の男のにおいも消えてしまうと淡白になる」心配からでしょう。お風呂に入らないと、自分の男らしさが失われないことを分かっているのですね。知らず知らずに拒否しているとは、なかなか奥深い。
このことを“入る派”の男性に聞いたところ、返って来た答えは「まあ確かに、入らなくても別にかまわないですね」でした。それにしても、あまり深く考えていないのか、キレイだとか汚いだとかの概念がないのか、愛があればノープロブレムなのか、不思議です……。
では女性はどうでしょう。お風呂に入らない彼とエッチできるでしょうか?
B子さん(29歳)によると「進んで『入らないでしたい』とは思いませんが、入らなくてもとくにイヤじゃないかも。好きだったら気にしないです」だそうです。
しかし他のもう一人の女性、C子さん(21歳)のように「お風呂は一連の流れだから。きちんと手順を踏まないと、慌ててるみたいでしっくりこない。」と言う人もいます。これはまさに儀式を重んじているのですね。
「手順を踏みたい」は実は無意識下の「清潔にしたい」という気持ちの表れなのでしょうね。
いくら「愛があるから」とは言っても、清潔が基本。雑菌が入る心配もあります。でも、自分の出すフェロモンと、そのうえ彼の“その気”が高まる大切なテストステロンが、お風呂によって消えるのはもったいない。なら一緒に入っちゃえ!
そしてお風呂でラブラブすれば、セクシー気分も盛り上がります。また、不思議なことに、湯船につかりながらだと、解放感やリラックス感からなのか、なんだかじっくり深く話せるような気がしませんか。
二人の儀式の認識、清潔、ラブラブ盛り上がる……この3つを満たすには一緒に入浴するのがいいでしょう。
つまりエッチ前のお風呂とは、いちばん最初の儀式であり、この彼と深く付き合っていくという決心・心を落ち着かせるスペース。二回目以降は清潔とコミュニケーションと考えるといいでしょう。男性には、そこまでお風呂にこだわりはないかもしれませんが「一緒に入ろう」と誘えば喜んでくれますよね。
“一緒にお風呂”はベストなアクティビティなのです。え、いつも一緒に入ってる? ごちそうさまでした!