こども手帳の簡単な「作り方&使い方」

とはいえ、こども手帳術の手帳がどんなにすごい手帳なのか、そしてどこで売っているのかわからないですよね。

こども手帳は親子で作る、世界にひとつだけの手帳です。わざわざ買わなくても、次の3つの役割を果たす手帳を作ればOK

1)見える化… 子どもは目に見えないとわからないから、何でも文字にして書く

2)細分化… 子どもがわかるように、丁寧に細かくする

3)一元化… 子どもにとって大切なもの、必要なもの、好きなものを何でも手帳にはさむor貼る

では、年齢別に手帳の例をご紹介! なんと3歳から使えるのです。
 

[3歳から楽しく始められる~朝のしたく編~]

36歳頃は生活習慣を身につける時期。自分でできるようになってほしいことを楽しくできるようになるよう、付箋で「見える化」。

できたら違うページに付箋をペッタンすることで「できた!」という達成感を体感できます。
 

[小学校高学年におすすめ~デイリースケジュール~]

限られた時間の中で、何をいつやるのか計画が必要になってくる時期。

例えば、30分間隔で時間を均等に見て、優先順位をつけて行動。自分で立てたスケジュールを実践することで、計画性のある行動力が自然と身に付きますね。

……これで、なんとなくイメージができてきましたか?

ここまでの説明はほんの触り。実践してみたいと思った方は『あれこれ言わなくても大丈夫! 自分で考える子になる「こども手帳術」』(日本実業出版社)を参考に、わが子の年齢、性格、好みに合う、オリジナル手帳を作ってみましょう。

 

手帳のある子育てを実践すると、想像以上にスムーズなコミュニケーションで、イライラが激減したという事例がたくさんあります。

親はこれまで毎日ガミガミ言っていたのが「手帳を見てね」の一言でよくなり、子どもは「言われなくても自分でできた!」という自信が持て、それが自主性や自立心につながる……。

それを無意識に子どもが体験できちゃうのが、こども手帳術のすごさ。親子でハッピーになれるので、騙されたと思ってぜひ活用してみては?

ライター。ブライダル関係の広告制作を経てフリーランスに。ライフスタイル、カルチャー、美容関係の雑誌・WEBなどで編集・執筆。暮らしのテーマは『子育てと静寂の両立』。実際はママチャリで娘の保育園送迎に必死の毎日…!「これは役立つ!おもしろい!やってみたい!」とワクワクできる子育てネタに興味津々。