2:ストーリー記憶で脳活

効果

  • 視覚記憶
  • 記憶力、イメージ力、創造力、想像力、発想力、連想力アップ
  • 脳の柔軟性アップ

材料

  • 絵カード

やり方

まずは、絵カードを用意します。これは動物や食べ物、家具や電気製品の写真、キャラクターなど、何でも結構です。

絵や写真は、パソコンから画像を印刷したもの、古い絵本を切り抜いたものなどのほか、チラシを切り抜いたものでOK。色々な絵や写真を画用紙などに貼ってカードにします。

カード作りから親子で行うと、子どもはそのカードに愛着を持ち、楽しさがさらに増すのでオススメです。

無作為に選んだ絵カードを左から順に3枚並べて、デタラメなお話をつくってください。

例えば、左から順に、イス・リンゴ・ネコの絵カードであれば、「イスの上に置いてあるリンゴがぱかっと半分に割れて、中からネコがにゃーと飛び出した」など、絵の順番で、あり得ないような話、奇想天外な話を思いつきでします。

最初は、一枚ずつカードを指さして子どもに話し、次にカードを裏返して、表向きにしながら話します。

それを何回か繰り返したら、3枚のカードを裏返して1枚ずつ、「これなーんだ?」と、カードの絵を聞いてください。

子どもはお話を思い出しながら、「イス!」「ネコ!」など、カードの絵柄を答えてくれるでしょう。

子どもの年齢が小さくて話せない場合などは、カードを絵の方を表向きにして、「最初に登場するのは?」「次は?」と聞いて、話しの順番通りにカードを指さしてもらうと良いでしょう。

これは、ストーリー記憶と言って、ただ漠然と覚えるよりも早く覚えられて、脳への定着率も高い記憶法です。

慣れてきたら枚数を増やしたり、子どもにもお話をつくってもらって親が当てたりするなど、親子で一緒に楽しみながら記憶力を鍛えることができます。


親子だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に楽しんでもいいですね。ぜひ、楽しみながら「脳活」をして、子どもと一緒にぐんぐん脳力を伸ばしてください!

ママカウンセラー&サロンプロデューサー&個性幼児教育専門家。幼稚園教諭、保育士として長年幼児教育に携わった後、潜在能力開発の講師を10年間務める。現在は、千葉県船橋市のおうちサロン「ペールグリーン」にて、主にカウンセラー・講師として活動中。著書に『はじめよう!おうちサロン』『幸運手帳術』がある。