相手役は発泡スチロール

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Q3:撮影で一番楽しかったのはどのシーンですか?

A3:クマのバルーと川で歌いながら遊ぶシーンかな? 発泡スチロールのかたまりに茶色いじゅうたんを乗せたものをバル ーに見立てて撮影したんだけど、ジョン・ ファブロー監督が頭の部分を実際に演じてくれたんだ(笑)。 完成した映画の中でも一番好きなシーンだし、 バルーは動物たちの中でも一番のお気に入りのキャラクターなんだ !

Q4:完成した作品を見ての感想を教えてください。

A4:見ていて楽しいし、本当に大好きな映画になりました。 こうやって、ひとつの映画が出来上がるんだ!って感動したよ。

Q5:その中でも、スタジオで演じているときには、 こんな風になるとは思っていなかった、 完成作を見て一番驚いたシーンは?

A5:水場に動物たちがみんな集まるところかな…。
岩から少しだけ身を起こして、動物たちを眺めるんだけど、実際の撮影では目の前に何にもなくて、スクリーンに向かって演技してたんだ。 それが完成した映画を見たら、 こんなにたくさんの動物たちがいたんだ!ってすごくびっくりしたよ。

モーグリは自分そのもの

Q6:ジャングルで育ったモーグリについてはどんな印象を持ちま したか?

A6:僕のそのものだよ(笑)。すごく頑固なところがあって、 エネルギーと冒険心にあふれてる男の子だなって思いました。

Q7:ニールくんも普段から動物たちと触れ合うのは好き? モーグリのようなワイルドな生活に憧れますか?

A7:僕はロッキーという名の犬を飼ってるんだけど、 一緒にいつも遊んでるんだ。すごくかわいいし大好きだよ! できればもう1匹ほしいなと思ってて、実際にペットショップでお気に入りのコも見つけたんだけど…(後ろに控える母親をそっとうかがいながら)お母さんが「ダメ」 って…(苦笑)。

もしも僕がジャングルに行ったら? きっと1分ももたないんじゃないかな…。
今回の撮影をしたスタジオは実際のジャングルとは似ても似つかない環境で、エアコンが効いてて、 セットの横には食べきれないくらいのお菓子がいつも置いてあったよ(笑)。

Q8:日本だと、最近の子どもは(大人も!) 虫に触ったりすることもできないと言われてますけど、 ニューヨーク育ちのニールくん、虫に触ることはできる?

A8:うーん…できなくはないと思うけど、特に「虫に触りたい」 っていう“衝動”はないかな(笑)。は虫類? ちょっと遠慮しておこうかな…(笑)。

少し前に手に小さなクモがとまったことがあったんだ。 最初はくすぐったいなって思ったんだけど… 手をテーブルに置いて「どうぞ、お降りください」 って降りてもらって、そっとその場から逃げたよ(笑)。

Q9:世界中の人があなたが出ている映画を見ていて、 こうして日本にまでやってきているわけですけど、 この映画に出て、人生が変わったと思いますか?

A9:YES! もちろん、大きく変わったよ。世界中をプロモーションで回って、 こうやって日本にまで来ることにまでなったんだから。 映画が公開されて、あちこちに自分の写真があったりして、 道で声をかけられたりすることもあるよ。

でも、 学校の友達はみんな、 そんなこと気にせずに普通にいままでと同じように接してくれるよ。 いまでも同じ学校に通ってるし、大好きなスポーツも続けてる。 お父さんからはいつも言われるのは「地に足をつけて生きなさい」 ってことなんだ。