迷惑なママに振り回されないための考え方

そもそも、親が思っている程、子どもは友達の親のことまで気にしません。

私は長年、幼稚園や保育園で勤務していましたが、親同士の関係が子どもに影響を及ぼす、ということはありませんでした。

子どもには親が入り込めない、子ども独自の世界があります。

その子と一緒にいて楽しければ遊ぶし、親が仲良くても子ども同士は気が合わないことだってあるのです。

子ども同士は、そういった友達との様々な体験を通して人間関係を学んでいきます。

親が「子どものため」と、ムリをして、いやなママ友の付き合いをし、帰ってから暗い顔を子どもに見せるのでは、本末転倒。

子どもがガッカリしてしまいます。

「付き合いが悪いと思われてもいい」

「みんなに好かれなくてもいい」

このような考え方をすることが、「受け流す力」をつけるための第一歩です。

自分の気持ちが言えない人は、周りの人に「よく思われたい」という気持ちが強いものです。

しかし、にこやかにNOと言えるようにならないといけません。

冷静な視点を忘れず、適度な距離感を保ったお付き合いを心がけて、ママ友トラブルに無縁な毎日を送ってくださいね。

ママカウンセラー&サロンプロデューサー&個性幼児教育専門家。幼稚園教諭、保育士として長年幼児教育に携わった後、潜在能力開発の講師を10年間務める。現在は、千葉県船橋市のおうちサロン「ペールグリーン」にて、主にカウンセラー・講師として活動中。著書に『はじめよう!おうちサロン』『幸運手帳術』がある。