消費増税に社会保険料の値上げ、さらには年金2000万円問題に年金問題など、子育て世代は将来のお金に対する不安が増える一方です。

不安を解消すべく、自ら調べたり勉強をして、精力的に行動できる人は問題ないかもしれませんが、金融や保険は複雑で難しいことが多く、何かしなければ・・・と思いつつも、面倒で後回しにしてしまっている人が多いのも現実です。

しかし将来の不安を解消させるためには、自分にあった対策が1日でも早く取れるようにすることだとFPは言います。

そこで今回は、難しいことは抜きにして、将来のお金の不安解消のために知っておくべき基本的なことをFPに聞いてみました。

将来のために預貯金は必要だが・・・現実は?

将来の不安を解消するためにまず最初に行うべきこととして思い浮かぶのが「預貯金」ですが、預貯金は将来のお金不安解消のために最適な方法と言えるでしょうか。

ひと昔前(1990年前半)は、定期預金の金利が6%近くもあったため、1年預けていれば利息が6万円つく計算になりますから、将来のためのお金を作る手段としては預貯金だけでも十分でした。

しかし現在はご存知の通り、銀行の普通預金の金利はここ数年ずっと低い状態を維持しており、年利で0.001%(都市銀行)となっています。0.001%とは100万円を1年間預けて10円の利息という計算になりますから、今後何十年預けても増えないことはお分かり頂けるでしょう。

つまり、将来のお金を作るためには預貯金は適さないこととなり、そうなるとやはり投資をしなければならないのかと思ってしまいますが、投資はリスクを伴いますから、始めるにはある程度の知識や勉強が必要です。

手段や種類も多く複雑なため敬遠する人は多いですが、そんな難しいことをしなくてもお金を増やす方法はあるとFPは言います。

難しいことは一切なし!基本的なことさえ知っていればお金は増やせる!

投資と言えば、株式や国際や債券、投資信託や不動産など種類も沢山ありますが、始めようと思ってもどこに相談して、何から始めればよいのか分からない人は多いでしょう。

最近よく耳にするのがNISAやiDeCoですが、これなら初心者でも始めやすいかもしれませんが、やり方を間違えると税金面で損をしたり、思った以上に手数料が高くなってしまい損をすることもあります。

やはりNISAやiDeCoでも全く何も分からない人がいきなり始めるのは危険であり、ある程度の知識の習得が必要になることは間違いありません。