3.「女っぽさ」ばかりこだわったファッション

「雑誌に載っているような流行りの服を、『女っぽくていいでしょ~』って似合わないのに着ている知人を見ると必死だなぁと思ってしまう。

男ウケする服より、似合うかどうかが大事なのでは」(32歳/サービス)

流行りだからとオフショルダーの服を着ていても似合わない、ファーのバッグが女っぽいいからと持っていても浮いてしまう。

そう、自分の好きなものより女性らしさにこだわりすぎると、かえって必死感が出てしまうことがあります。

ファッションで女子力をアピールするなら、まず似合うものを着こなす姿が好印象に。

個性を感じられる服や小物、メイクなどは、男性の目を引いて「どんな人なのだろう」とポジティブな興味が湧くのですね。

男性の視線を意識するなら、女っぽさを追求するより自分が好きなもの、似合うものを見つけて着こなす努力のほうが正解といえます。

4.「男を立てる自分」を見せるのは誰のため?

「『○○くんってすごいよね』とか、男を褒めて立てようとする気持ちはうれしいけど、みんなの前でわざわざ持ち上げるのって自分がよく見られたいからだろうなと思う。

ふたりのときに言えばもっと好感度が上がるのにね」(27歳/セールス)

自分が前に出るより男性の良さを立てるような言動は、確かにされるほうにとってはうれしく感じますが、たとえばそれが「立てる自分」をアピールするためのものだったら、男性はがっかりします。

「自分を良く見せたいだけ」と男性が思うのは、人前でだけ持ち上げて、ふたりきりのときはそんな素振りがないから。

本心では何とも追っていないのがわかるので、利用されていると感じるとネガティブな印象を持ちます。

男性を立てる自分をアピールするなら、その姿を一貫して見せること。まわりに人がいないときでもしっかり男性を認める言葉があることで、男性も「いい女性だな」と心から思えます。

女子力アピールそのものが悪いわけではなく、男性が「もういいよ」と思うのは「モテたい」「好かれたい」下心が透けて見えるから。

意図がわかる言動はどうしても素直に受け止められない、と思う男性は多いものです。

良さを伝えるなら、まわりの目を意識したふるまいより自然と行動できる自分を見せるのが、男性の心には届きます。

女子力は無理に作り上げるものではなく、持っているものを知ってもらう機会を見つけるのが、本当にモテるポイントといえますね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line