デブスにならないためのストレッチ

スマートフォンでデブスになってしまう原因は、姿勢が悪くなり、それが“いつもの姿勢”として固定されてしまうことにあります。

そのため、柔軟性が失われ、血流が滞り、体型の崩れに影響が出ていってしまうのです。

ですから、意識してストレッチをおこなうことがデブスを改善する、防ぐことにつながります。

1. タオルを使った、顔と首のストレッチ

スマートフォンを使うことで、一番影響が出るのが顔と首です。使うのは、フェイスタオルのみ。

まずは、顎の下にタオルを入れて、両端を上に上げて、フェイスラインをぐぅーっと上へ引っ張りましょう。喉のあたりを伸ばすような意識を持つといいかもしれません。

次は、後頭部にタオルをもっていき、両端を下にぐぅーっと引っ張って、首を伸ばしましょう。

顔や首あたりの固まった筋肉がほぐれ、血流もよくなります。

2. フェイスタオルで肩と背中をぐるぐる体操

お肉がつくのに、とれにくい肩や背中は、常に柔らかくしておくことが大切です。ですが、スマートフォンを使っていると猫背や骨盤のズレで、どうしてもお肉がつきやすくなってしまいます。

だからこそ、意識して刺激を与えて柔らかくすることが大事です。

一番簡単なのが、タオルを使ったぐるぐる体操。お風呂上がりなど、体が温まっている時が効果抜群です。

やり方は、フェイスタオルの両端を持って、ぐるぐる回すだけ。できるだけ姿勢をよくし、肩幅に足を開いて、肩甲骨を意識するといかに背中が硬くなっているかを実感できます。

筆者は1ヶ月ぐるぐる体操を続けたことで、整体師さんに「びっくりするくらい柔らかくなったけど、何したの!?」と言われるほど柔らかくなりましたし、体のだるさ具合も変わったのでオススメです。

3. 1分間のキチンとした姿勢トレーニング

隙間時間と壁があったらできる、デブス矯正トレーニングがあります。

1分あったら、壁の前に立ち、頭と肩甲骨、お尻、かかとをつけましょう。実は、体幹がしっかりしており、体重がバランスよく両足にかかってないと、1分も壁の前に立ちつづけられないのです。

スマートフォンを使っていると、できない確率がかなり高いでしょう。一度、試してみてください。

トイレやエレベーターで意識しておこなっていると、悪くなりかける姿勢が少しずつ矯正されていき、ヒップラインや肩甲骨などが正しい位置に戻っていくのを実感できるはずです。

姿勢が保てるようになったら、腹式呼吸もあわせてやっていくとウエスト周りが引き締まりますよ。