(4) 乗り物愛が止まらない!?

男の子の多くには、どうやら先天的に「乗り物愛」が備わっているようで、1歳前後からほぼもれなく、電車と車に興味と愛を注ぎ始めます。

似たようなものをたくさん持っていても、新しいミニカーをあげると大はしゃぎし、女の子が人形やぬいぐるみといっしょに寝るように、ゴツゴツしたダンプカーや消防車を抱いて寝床の中へ。

まだ言葉もおぼつかない頃から「N700系」「E5系」などの新幹線の車種を覚えたり、バスに書いてある数字や地名を読めるようになったりと、乗り物をきっかけに言語能力が発達していくケースも多いようです。

(5) 好きなことには驚異の集中力を発揮

ごはんや歯みがきのときには気を散らしまくりなのに、パズルやブロック、お絵かきなど、好きなことには凄まじい集中力を見せるのも男の子ならでは。

女の子の場合、テーマパークでは、すぐに目移りしてあちこち回って楽しむのが普通ですが、男の子の場合、一カ所のアトラクションに半日以上費やすことも……。

小学生の男の子を持つママからは「この集中力を勉強で発揮してくれたら」という嘆きの声も挙がりました。

(6)子どもの頃から下ネタが好き!?

一般的に男の子は、おしり、ウンチ、チンチンなど、下半身に関係するワードに敏感に反応し、口にしたがります。

この傾向は、テレビを見慣れていない小さな子にも見られるので、アニメだけの影響ではなく、もともと本能的に下ネタが好きなのかもしれません。

下半身ではありませんが、もちろんオッパイも大好き。授乳期が終わっても、4、5歳になっても、こっそりママのオッパイをさわっている子は少なくないようです。

以上の6つの特徴や行動、男の子を育てたことのあるママには「あるある」の連続だったのではないでしょうか?

もちろん、これらが当てはまらない男の子も多くいると思いますし、逆に女の子だけど全部あてはまっちゃった!という元気な女児に手こずっている持つママもいるでしょう。

ここまで、主に男の子の「困った」特徴を紹介してきましたが、ママたちの声の中には「いつもママを大好きでいてくれる」「服にこだわりがないからラク!」「ケンカしたり怒ったりしても根に持たない」などの男の子らしい長所もありました。

不可解で謎だらけで、女の子以上に手がかかると言われる男の子。でもだからこそ、ママにとっては可愛く、恋人のように愛しい存在でもあります。

男の子ママの皆さん、息子が独り立ちするその日まで、体力と忍耐力を養いながら、ハラハラ、ドキドキの男の子育児を満喫してくださいね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。