アンコールの1曲目は新曲『メタリア〜ノ?ピコリア〜ノ?』。ここで、シャラクによる振り付け講座。

ところが、まさかの出来事が起こった。

「みんなは忍者です。右側から、にんにんにん、にんにんにん、にんにんにんたらにんにんにん、ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー、ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」(シャラク)

これは、あやまんJAPANの曲の振り付けと同じである。

「もしかしたらこの中にあやまんJAPANがいるかもしれないでしょ」とシャラクが言った瞬間、「いるー!」とフロアから声が!

なんと、あやまんJAPANのたかださんが、ファンとして足を運んでいたのだ! ライブ終了後、たかださんは、自身の曲の振り付けがメトロノームの振り付けに使われたことを歓喜するツイートを投稿している。

メトロノーム /撮影・tama

『φD-SANSKLIT』では、メンバーもフロアもサビの「ラップトップデスクトップ」の歌詞に合わせてその場でクルクルと周り、天井から金テープが舞った。ラストは、個性的な歌詞に思わず心が弾む『ボク、偉人伝』。

メトロノーム リウ /撮影・tama
メトロノーム シャラク フクスケ /撮影・tama
メトロノーム 撮影/Hidemi Otsuka
メトロノーム シャラク 撮影/Hidemi Otsuka

2度目のアンコールにもメンバーは答えてくれた。ラストは『アリガト』。

この曲は、7年前の活動休止ライブのラストでも演奏してくれた、ファンにとっても思い出深い曲である。

最後にメンバーとフロアで思いっきりジャンプをして、無事、全ての“起動”作業が終わった。

メトロノーム 撮影/tama

この日は7年前よりも男性のファンを多く見かけたように思えたし、昔はあまり見かけなかったような外国人のファン、活休してからメトロノームを知ったとおぼしき若いファンも見かけた。

老若男女、国籍も関わらず、多くの人に受け入れられるようになったように思える。

そう、時代がメトロノームに追いついたのだ。

SET LIST

  1. 残念僕の人生。
  2. プチ天変地異
  3. ねじ式
  4. 世界はみんな僕の敵

—mc—

  1. 僕の右脳 猿の左脳
  2. アクアリウム
  3. プラネット
  4. 不機嫌なアンドロイド

—SE—

  1. thank you for my everyday
  2. ハロー
  3. コンピュータ
  4. 解離性同一人物

—s.mc—

  1. 三つ数えろ
  2. めんどくさい

—s.mc—

  1. MATSURI
  2. PSYCHO-ENEMY
  3. 絶望さん

en1

  1. メタリア〜ノ?ピコリア〜ノ!
  2. φD-SANSKLIT

—s.mc—

  1. ボク偉人伝

en2

21.アリガト

メトロノーム 再起動第一弾シングル

『解離性同一人物』
2016年9月21日(水)発売(定価 ¥1,300+税)