毛穴パック→角質ケア
皮脂は減っても毛穴には汚れが溜まります。そこで週末のルーティンに詰まった角栓を取る毛穴パックを入れている人が多いかもしれませんが、無理やり取ってはがすタイプは、角質層を傷めてしまう恐れがあります。
アラフォーならなおのこと、毛穴ケアにはクレイパックで汚れを吸着して取るなど、マイルドな方法に切り替えましょう。
角質ケアができる酵素洗顔やフルーツ酸のソフトピーリングのウォッシュを取り入れるのもよいでしょう。
代謝が滞りやすいアラフォーの肌のターンオーバーを整えてくれる作用もあり、一石二鳥です。
オールインワンゲル→ベーシックなステップケア
時短できる人気のオールインワンタイプのコスメ。
そもそもローションや乳液はステップごとに肌への作用が異なるものなので、それをすべてオールインワンタイプのもので代用できるかは疑問が残るところ。
もちろん製品ごとに違ってきますが、オールインワンタイプで乾燥が進んだという人も多いので、保湿を大事にしたいアラフォーは基本のステップを大事に。
オールインワンタイプで乾燥する場合はやはりクリームなどをプラスして。
「これ一つで充分」と高をくくらず、肌の様子を見ながら使っていきましょう。
シワ取り美顔器→頭皮ケア、リンパマッサージ、ツボ押し
目立ってくるシワやたるみ。シワやたるみをリフトアップしようと無理やり皮膚を伸ばすと、弾力を失った肌のコラーゲン線維が伸び、余計にたるみやシワを早めてしまうことになります。
気をつけたいのは美顔器や美顔ローラーの使い方。力任せに使ったり、クリーム類をつけずに使うと、デメリットのほうが多くなります。リンパマッサージやツボ押しなど皮膚を伸ばさないものに切り替えましょう。
30代でシワが気になる場合は頭皮や肩、首など周辺のマッサージで血行を促すことも有用です。
まとめ
20代は間違ったケアでもリカバリーが早いのですが、年齢を重ねるとそうもいきません。
特に30代後半から40代にかけては、若く見える人と老けて見える人の分かれ目といわれています。
スキンケアや生活習慣の積み重ねが出てくる年代だからこそ、習慣になっている思い込みのスキンケアから切り換えのターニングポイントです。