4: 帰らない系女子

「飲み会で好きな男性が『もう帰ったほうがいいよ』『俺ももう帰るよ』と、帰らそうとしてもついて行く。一緒に帰ろうとします」(みさきさん・26歳)

みさきさんは「終電を逃してもいい」意気込みでいます。

「不器用な男性ばかりだから。不器用なので次のお店や家に誘えないんでしょう」「私は自分から行かなければいけないんです。二次会からが勝負なので、絶対一次会では帰らない」と筆者に語ってくれました。

5: ポジティブ勘違い女子

「部屋を訪ねてきた女性がいて。付き合ってもないし好きでもないので追い返したら、『日を改めるよ』と言われました。そういう問題じゃないんだけど……」(りょうたさん・30歳)

「彼の機嫌が悪いだけ」とポジティブに勘違い。しかし、あっさり引き下がられると、逆に気になってしまいますから、そこは上手だなと思ってしまいます。

「めげない、くじけない」はもともとのポジティブさで、これは裏を返せば感情的にならないということ。

恋愛では「感情的にならないこと」が成功のコツです。感情的になると、彼にネガティブに接してしまう、いやな印象を植え付けてしまう……などよいほうに動かないのです。

いわゆるメンタルが強い=無神経という部分もあるので、男性からすれば「なんだこいつ?」と避けられがち。しかし筆者の周囲では、こういった恋愛にめげない女性は、ほとんど結婚して行きました。

メンタルが強い女性は相手をそのまま受け入れることが苦にならず、男性側に変わってほしいと思わないので、そこに男性は惹かれるのでしょう。そして打たれ強いだけで、しつこくはしていません。

ただし、付き合ってからもメンタルが強すぎてしまい何も察することができないのでは、相手に負担がかかり嫌われてしまう確率が高くなります。

付き合ってからとは言わずに、その前からも相手のことを察するようになれたら、もっと最強になれるでしょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。