4: ケンカしてもしっかり話し合える

「俺は短気で、ケンカするとすぐ頭に血がのぼって彼女をひどく傷つけてしまい、これまで何度もそれで振られてきました。

でも、今の彼女はケンカになると『まともに話し合いたいから』と言って俺がカッとなる前に部屋を出ていきます。

最初はそれが突き放されたように感じていたけど、俺が冷静になったらきちんと会うし話し合ってくれます。

『俺と関係を続けようとしてくれているんだな』と実感したのは彼女が初めてです。

もちろん短気な俺が悪いけど、それは責めないんですよね。

たぶん、信じてくれるんだろうなというか、心を開いてくれているのがわかります。

こんな彼女を手放したらもう二度と現れないと思うし、短所を直していきたいです」(27歳/営業)

感情のコントロールが苦手で、好きな女性であってもついきつい言葉を吐いてしまう。

こんな男性の話はよく聞きますが、それを責めるのではなく改善していくことを考えられる女性は、そう多くありません。

誰だって、恋人とケンカになって傷つけられるのは悲しいことです。

それでも、話し合って解決していく姿勢を崩さないのは、ひとえに男性を信じ、良い関係を築けると思っているから。

それが伝わることで、男性も自分が変わらなければという勇気を持てるのですね。

「この人しかいない」と思うのは、相性の良さや生き方への共感、また自分との向き合い方など、心の深い部分で結ばれている実感を持てるからです。

誰とでも共有できるのではない深い信頼は、自分も心を開こうと思うし相手を尊重する気持ちも忘れません。

そんな自分でいられる彼女は、かけがえのない存在だといえます。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line