いろいろ手を出し過ぎてむしろ使いすぎに!
PayPay、楽天Pay、Suica、auPAY、といろいろ使いこなし、さらに複数のスマホ決済アプリにも手を出していたというママも、少数派ですがいました。
Hさんは、スマホ決済各社がしのぎを削って打ってくるキャンペーンに、一時期、ことごとく乗ってしまい、特定のコンビニとの組み合わせでポイント還元率が20%になるキャンペーンの時期などは、ついついコンビニでの買い物が増えてしまったとか。
ですが、そもそもコンビニは定価で売られているものが多いですよね。ポイント還元率が上がっても、全体で使うお金が増えるだけでかえって無駄遣いをしたとHさんが気づくまで、それほど時間はかかりませんでした。
後に残ったのは、スマホのなかにやたらと増えたアプリ。
まずは、よく考えて買い物をすることから始めようと思ったHさんでした。
ここに来てもあくまで! 現金主義
今の時代でも、あえて現金にこだわるママもいます。
Uさんは、お金を使ったという実感がないキャッシュレスには懐疑的です。さらに、ポイントが戻ってくるからお金を使うのでは本末転倒で、本当に欲しいものがわからなくなりそう、という恐れもあるからだそうです。
「それに、子どもへの教育を考えると、お金は目に見えていた方がいいと思います。
以前、子どもの目の前でクレジットで買い物をしたとき、子どもはタダで手に入ったと思っていたんです。それって、怖くありませんか?」
なるほど、お年玉がキャッシュレスでは、あまりに味気ないですよね。一考に値する意見でした。
ちょっと大きな買い物は実感しやすい
自営業でまとまったお金がいつも口座にあるわけではないので、以前から買い物はクレジットカードのみ、というKさん。
「クレカなら、請求があとからくるので、支払い日までに用意すればいいですし。それと、足し算でポイントがつくより、請求額からポイント分が引かれる方がお得感があります。特に、少し高額な買い物のときに、それは実感しますね。
先日、個人でやっているメガネ屋さんでメガネを買ったのですが、1300円近く安くなっていたんです。このときは恩恵を感じました!」
だからといって、わざわざちょっと高い買い物をする必要はないですが、まあタイミングが合えばラッキーという感じでしょうか。
「今はちょっとキャッシュレスになってきているけど、今年の6月末までのポイント還元機間が終わったら、それほど使わなくなるかな」というママもけっこういました。
今後、どうなるかはわかりませんが、まとめると、「うまく利用できるものは利用して、ただし、振り回されない注意が必要」ということになるのでしょうか。