はい。『リーダー論』、語っちゃいました。

ーー特別講義ではAKB48グループの経験を通してのお話がメインでした。なので、前回の「ミラチャイ」連載では、AKB48を卒業後、『王家の紋章』などの経験を通して、“リーダー”をどう捉えるようになったか、お聞きしましたね。

続・リーダー論ですね(笑)

ーーそうですね。今回は、特別講義で佐江ちゃんが言った言葉「リーダーとは、1番になれない宿命!!」について少しお聞きしたいんです。そのとき、現在NMB48チームNのキャプテンをしている、山本彩ちゃんの話題にも触れていましたね。
(編集部註:以降、文章を読みやすくするため、AKB48 キャプテンもリーダーと表記しています)

はい。私は、“リーダーは1番になれない宿命”だと思います。

自分がいたい立ち位置と、周りから求められることは、多分、全然違うと思うんです。それは、さや姉だけじゃなくて、優子(大島優子)もそうだったと思うんですが。

真ん中に立つべき逸材は、リーダーをやらないのが一番いいと思う。かわいそう…さや姉、頑張ってるから。

優子も、リーダーのときは本当に大変そうだった…

優子はもっと楽観的にやりそうなんだけど、“自分はリーダーなんだから”って思っていて。大島チームKの初日が終わったとき、泣いていたのをすごくよく覚えてます。

ーー優子ちゃんが泣いてしまったのは、なぜですか?

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