自分に好意を持ってくれているのかな、と感じる男性の存在は、女性にとってうれしく思いますよね。
ですが、こちらは何もしていないのにあれこれと一方的に思い込み、アプローチがおかしな方向に向かっている男性だと、そのうち「ちょっと無理かも」と遠ざけたくなります。
思い込みの激しい男性は、女性の態度を自分の都合よく受け止めてしまうのが問題です。
どんなアプローチに困ったのか、女性のリアルをお伝えします。
もはや恐怖!? 思い込みの激しい男性からのアプローチ
1: 挨拶とたまにやり取りするLINEだけなのに、“告白待ち”!?
「ジムで一緒になる男性なのですが、会えば挨拶をして、3日に一度くらい向こうからLINEが来てそれに返事をするくらいの距離感でした。
特にデートに誘われることもないし、ジムでもたくさん話しかけてくるわけでもないし、私としては友達という感覚でした。
でも、話しかけては来ないけどいつも近くにいるのはわかっていて、みんなとの会話に聞き耳を立ててはLINEで『あれって誰のこと?』とか聞いてくるのがちょっとストレスで。
仲のいいジム友の男性の話をすると『良かったね』など的はずれな返事が来ることもあって、友人に話すと『あなたのことが好きなんだろうけど、ちょっと勘違いしているかもね』と言われて距離を取ろうとしていました。
会えば挨拶だけはするけど、LINEの返信はしなくなり、それで終わってくれるかなと思っていたのですが……。
ある日、ジムに行くと彼からすごいにらまれるというか、嫌な顔でこちらを観察していて、それなのにLINEでは『おーい』『忙しいのかな?』とまだメッセージを送ってきて。
さすがに怖くなり友人に相談したのですが、『あなたのこと、告白してくると思っていたって言ってたよ』と言われてドン引きでした。
挨拶とたまのLINEだけで好かれていると思われたらたまりません!」(25歳/販売)
こちらの男性から話を聞いたのですが、女性に対してにらみつけるような不機嫌さを見せていたのは、「俺の気持ちを知っているくせに、いきなりLINEの返事をしなくなった」のが許せなかったそうです。
「それならどうして告白しなかったの?」と尋ねると、「それは流れでしょ」とひとこと。
男性にとっては、「挨拶をかわしてたまのLINEに返事をくれる」のが女性からの“好意”であり、「嫌いな男とはLINEはしないはずだから。彼女も楽しそうだし、そのうち告白してくるだろうと思っていた」
これが男性の本音です。
自分の基準でしか相手の気持ちを考えられず、それに合うから好かれていると勘違いする。そして、告白は“流れ”であり、女性からしてくるものと思っていた。
こんな姿が、女性にとってポジティブに映るはずがありません。
基準から外れた行動を取る彼女は「悪人」になる極端さが、恐ろしいと思いました。