学生時代や、職場での人間関係はそつなくこなせても、ママ友づきあいはちょっと苦手…という人も多いのではないでしょうか。そんな新米ママさんに、つい無意識のうちにやりがちな、ママ友に嫌われてしまう行動を、今回はご紹介します。

どんなに人当たりの良い人でも、「あの人はちょっと苦手だな……」とか、「つきあいづらいな」と感じることがあるかもしれません。

それでも、日常的に会う機会があるのがママ友という存在。最近のママ友づきあいは、子どもが通っている幼稚園や保育園から始まり、小学校へと数年にわたるつきあいになることもあります。

つい、気心が知れた仲だと思い、無意識のうちにやりがちな行動って実はあるのです。そんな気づかぬうちにママ友に嫌われてしまう行動って、どういうケースでしょうか? 今回は3つの気をつけた方がよいポイントをご紹介します。

1.SNSに書き込む

最近では、自分の育児エピソードなどをSNSなどで発信しているママさんも増えてきました。もちろん、本名ではなくペンネームのようなもので発言しているし、内容に気を使っている人が多いと思います。

しかし、つい匿名だと誰にもバレないと思い、身近なママ友さんのエピソードや、保育園や幼稚園への不満を書いてしまう人もいるかもしれません。もしも、その投稿を、本人や関係者の人が見たらどう思うでしょうか?

自分は周りに気づかれていないと思っていても、ひょんなことからSNSのアカウントはわかってしまうこともあります。また、周りの人がそのような投稿に気づいていても、ママさん本人には伝えず、自然と距離を置くこともあるようです。

今は、誰でもSNSで発信ができるようになりましたが、内容には気をつけて読まれても不快にならないようにしてくださいね。

2.優位に立とうとする

よく女子会などで、「マウティング」という言葉が使われますが、ママ友さんとのつきあいでは、「自分の方が辛かった」「大変だった」というアピールを、気づかぬうちにしてしまいがちです。

というのも、普通の友達とは違い、ママ友とは、結婚、出産、育児など同じ経験を経ているという共通項があり、それぞれがどれくらい大変か、どれくらい個人差があるかというのがわかっているからです。

そのため、その苦労や、辛さが「私の方が大変だった」と言ってしまうママさんも、現れてしまうのです。

例えば、無痛分娩だという人がいたら、「痛くないんでしょ。私は24時間陣痛で苦しんだよ」という心無い言葉を投げかけたり、母乳が出にくいため、ミルクで育てている人に、「ミルクだと夫に代わって授乳してもらえるから楽でいいね」と言ったり。

同じ経験をしているからこそ、「私の方が辛かった」とわかってもらえるという意識が働きがちですが、みんな出産や、育児のつらさ、大変さは同じです。あなたの何気ない一言が、後々まで、ママ友の心を傷つけてしまうことがあるかもしれません。

気づかないうちに、「私の方が大変だったんだよ」と言ってしまわないように、気をつけるようにしましょう。