4.滞在中は体調不良キャラをアピール

到着した日や滞在中に義実家で疲れを感じたら、「頭痛がひどくて」「車酔いで…」などと体調不良を少しオーバーに伝えて、昼間でも遠慮せず、少しのあいだ一人で休むようにしましょう。

普段から、片頭痛持ち、乗り物酔いしやすいなどとひ弱さをアピールしておいてもいいでしょう。帰省のたびに軽く寝込んでいれば、姑や家族も慣れてきて、自然にそういうキャラとして受け入れてくれるようになるはずです。

5.買い物を理由に、一人で数時間外出

義実家で、ずっと姑や家族と顔を付き合わせているのは疲れるものです。お出かけの予定があればいいですが、特に外出予定がない日は、ママが少しのあいだ一人で外に出られる機会をつくりましょう。

外出の口実としては、「子ども用のグッズや薬などを買いに行く」が自然。できれば事前に、買い物をする店の周りに、カフェやショッピングセンターなど、寄り道できるスポットがあるか調べておきましょう。

1時間でも2時間でも、ママ自身が息抜きできる時間を作ることが、ストレスをためない秘訣です。

6.いい嫁ぶるのをやめる

たまに訪れる義実家では、「お義母さんにいいところを見せなくちゃ!」と肩に力が入りがち。しかし、自宅にいるとき以上に家事を頑張れば疲れるのは当然ですし、「できる嫁」と思われると、次からお手伝いに求められるハードルが上がってしまいます。

嫁として人として、最低限の手伝いや気遣いは必要ですが、でしゃばりすぎず、ほどほどにしておくのが正解。一般的に、姑は久しぶりに会える孫のことで頭がいっぱいなので、嫁の動きが少々鈍くても、それほど気にしていないものです。

普段からあまりいい嫁ぶらないことも必要かもしれません。ぶきっちょキャラやお料理苦手キャラで通しておくと、実力以上の期待やお願いをされずに済むからです。

また、義実家では、夫は普段よりリラックスしているので、遠慮なく子どもの世話を任せるようにしましょう。

まとめ

もちろん、義理の家族の性格や状況によっては、6つの項目すべてを徹底することは難しいかもしれません。

その場合は、「無理しない」「いい格好をしない」「ラクするためにはケチらない」の3点をできる範囲で心がけてみましょう。

「どう思われてもいいか」と肩の力を抜くと、苦手だった姑と意外と自然に会話できたり、楽しく過ごせたりすることもあります。

心も体も軽やかな状態で年末年始を過ごせるといいですね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。