3:「元彼ならやってくれた」などと、人と比べる

「こうしてほしい」「ああしてほしい」と、彼に対して要望があるのは当たり前のこと。ですが、それを伝えるときに「〇〇さんはしてくれるのに」だったり、「元彼はこうだった」だったりと、人と比較するようにして伝えていませんか?

要望を言われるのはよくても、人と比較するようにして言われてしまうと「その人のところへいけば?」と、彼が思っても仕方がありません。あなた自身が逆の立場だとしたらどう思うか、考えたら分かるはずです。

伝えたいことがあるときは、「具体的にどういうところが不満で、どうしてほしいか」だけでOK。もし以前伝えたのに改善されてないのであれば、それはあなたにも原因があると考えた方がいいかもしれません。

「誰かと比べてなんかいない」と思っていても、相手にそういう風に伝わっている可能性はありますから、ここ数日の言動を振り返ってみてくださいね。

また、付き合う前の方がよかったというのもNGです。「じゃあ、別れたらいいじゃん」ということになりかねませんからね。

4:「仕事と私、どっちが大事?」と聞いてくる

確実に「うわ、重っ」と彼に思われてしまうこと間違いなしのセリフです。もはや言ってはいけないセリフの王様!

“付き合っている彼女”と“仕事”という、まったくの別のものを同列に並べること自体が不可能なわけです。たとえ「君だよ」がベストアンサーだったとしても、あなたが満足するだけで、彼の気持ちは別れる方へ傾いてしまう可能性があります。

また、男性と女性では脳構造が異なります。同様の質問を受けたとして、女性の場合は「あなた!」と答えられるかもしれませんが、基本的に男性は自分や仕事が優先順位の上位です。恋愛はもっと下ですから、あなたのことを思うと彼が口ごもっても無理ありませんね。

忙しくてコミュニケーションが頻繁に取れなくなると聞いてしまいたくもなりますが、「男性はそういう生き物だ」と理解して、まずは仕事を頑張っている彼をねぎらうことを第一にしてあげてください。

すると「こんなに応援してくれる彼女は大切にしないと」と思うようになり(男性は単純ですから)、連絡頻度や行動を少しは見直してくれる可能性大ですよ!

5:「ご両親にはいつ会える?」と結婚前提で話をしてくる

付き合って年単位の日数が流れていても、毎年「ご両親にはいつ会える?」など結婚へのプレッシャーをかけるのは、男性にとっては試練です。「たとえ前向きに結婚を検討していたとしても“ウザっ……”と思ってしまう」との男性陣の意見が……。

焦る気持ちは分かりますが、結婚は人生の一大事です。タイミングも大事です。それは、男性陣も同じなんです。まずは、それを分かってあげましょう。

だからといって、彼からのプロポーズをただ待ち続けるのも微妙。そこで使いたいのが「ご両親にはいつ会える?」ではなく、「今度の旅行は、ご実家の近くにいくよね? お土産渡しにいったら迷惑かな?」など、具体的な提案をすること。

その際「行く? 行かない?」ではなく、「この日か、この日、どっちがいい?」と彼に選ぶように提案しましょう。「NO」という選択肢を選びにくくなるので、実際に行く日程が決まる確率が大幅にアップしますよ。


ここ最近でなくても、彼との間に少し違和感を覚え始めたときのことを思い出してみてください。ここに挙げた言動をとったりしてませんでしたか?

また、具体的に言葉などで表していなくても、態度や雰囲気に出したりしていませんでしたか? 友達の結婚話を延々したり、彼の前であぐらで大口開けて寝ちゃったりとか……。

まだお別れしていないのであれば、チャンスはあります! 思い当たった行動は見直して、マンネリ期を上手に脱してくださいね。

年上男性専門の恋愛コラム二スト。ブスでいじめられた過去を持ちながら、大学時代はキャバクラでアルバイト。なぜか新人賞を受賞する売れっぷりを体験し、「世の中、顔じゃない」と悟る。付き合った男性の90%は、なぜか歳の差10歳以上。彼氏=足長おじさん時代から、ようやく脱出し、現在“真面目な恋愛”を勉強中です。2016年にKindle本を出版予定。