3:「子どもにとって恥ずかしい親」
「不倫を後悔したのは、妻にバレて俺の両親にまで話が届いたときです。
俺に離婚を切り出す日に先に両親に話していて、それを聞いた父親から電話がかかってきました。
散々怒られて、『自分の子どもにどんな顔をして会うんだ』『お前は子どもにとって恥ずかしい親だ』と言われたとき、本当に苦しかったです。
すぐ嫁に謝ってなんとか離婚は回避できたけど、父親からはまだ許してもらえていません。自分の親まで巻き込むなんて、不倫しているときは想像もしなかった……」(33歳/総務)
妻がどうして夫の両親に先に話したのか、その意図はわかりませんが、自分の息子が不倫なんかで妻を苦しめていると知れば黙っている親は少ないでしょう。
「子どもにとって恥ずかしい親」は本当にその通りで、自分の父親から言われるとさらにダメージが大きくなります。
こちらの男性は「妻が家事をしない自分に文句を言うのがストレスで」不倫に走ったそうですが、そんな理由が通じる現実はありません。
妻だけでなく父親の信頼をこれからどう取り戻すか、男性には険しい道が待っています。
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後悔するなら最初からしなければいいのに、と思うこんなエピソードたちは、既婚男性に想像力が足りず、自分の都合よく不倫を楽しみたい気持ちが透けて見えます。
妻や我が子をないがしろにする不倫は、バレないと思っていてもどこかでコントロール不可なことが起これば、ネガティブな結果しか呼びません。
そして、その苦しみはいつまでも続くのが現実なのだと、改めて思います。
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