小学校受験というと、幼い頃からたくさん勉強をしている子が合格するというイメージを持ちますよね。
しかし、日本屈指の幼児教室といわれる『慶応会』の理事長、山岸顕司先生は、受験する、しないに関わらず「輝く子」に育てるためには、家庭生活が何より大事だといいます。いったいどんなところに気をつけたらいいのでしょうか?
今回は山岸先生の著書である『慶應幼稚舎・早実初等部・筑波小学校に合格する子育て』から、家庭生活、特にお手伝いのポイントをまとめました。
小学校受験で合格する子は、家でどんどんお手伝いをしている!
受験で難関小学校の合格を勝ち取る子どもたちは、家庭でどんどんお手伝いをしているそう。本書で山岸先生は、お手伝いが子どもにとって良い理由を3つ挙げています。
- 自分のことを自分でするのは当たり前ということを学べる。さらに、人の役に立つと気持ちがいいということにも気づくことができる。
- 様々なスキルや道具の使い方を身につけられる。手先が器用になることで頭脳が鍛えられ、手順を考えながら作業することで思考力も高まる。
- パパ、ママも成長することができる。我が子へのお手伝いの与え方、感情コントロール、適切な声がけなどを様々なケースから学ぶことができる。
このように、お手伝いは子どもの知的能力を上げるとともに、よい親子関係をつくる格好のチャンスになるといいます。
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