4: 二人で決める

「二人で決めよう」は共同作業です。しかし、デートではない体裁なので無理に二人で決める必要はありません。

展覧会やフェアなどは「チケットが手に入った」ということにすれば、日にちが限定されているため、自動的に決めることができておすすめです。

日にちが限定されると、心理的なものなのか、なぜか行くつもりになって頭の中でスケジュールを調整してしまいます。ぜひこの手を使ってみてください。

5: ロマンチックな場所に行く

あなたにとってはデートです。だからと言って海を見に行く、花火大会などカップルしか行かないようなイベントや場所は避けましょう。

「えっ、告白かな?」と恋心に気づく男性もいるのです。「そういうのはちょっと……」と尻込みされてしまっては元も子もないので、ロマンチックとは違う方面を選びます。

たとえば、行き先が肉フェアなら「食べまくる目的」と言い訳でき、男性向けモーターショーなら「女友達は誘えないので」と言い訳できます。

カップル向けは避け、男性が喜びそうな、目的がはっきり分かるイベントをチョイスしましょう。

気になる男性とデートしたい。でも、片思いの時点では、相手にデートだと思わせないことが肝心です。

つまり、片思いだと言ってはいけないしバラさないこと。バラすから、びっくりされ警戒され、尻込みされてしまうのです。

“デートではないデート”を何度か実行して、相手に「この女性と遊びに行くと楽しい」と思わせましょう。

何もない状態からコツコツと、友情、そして下心なしのお出かけ、好意と積み上げていきましょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。