牛ハラミの溶岩石焼きステーキ(150グラム、1,280円)

旨いステーキを食べさせてくれるイタリアンが大森にあると聞きつけ、JR大森駅へ向かった。目指す店は、「タパス&タパス大森山王店」。

タパス&タパスは31年前に創業し、現在首都圏で21店舗を展開している。

パスタ専門店だが、ディナーに「肉祭り」を実施している店もある。大森山王店もそのひとつ。BLACKアンガス牛リブロースのステーキや、牛ハラミのステーキが人気らしい。

個人的にはサシが入った黒毛和牛よりも、ほどよい噛みごたえがあり、肉の旨味を楽しめるアンガス牛が大好物。

絶品アンガス牛&ハラミに舌鼓!

まずは「BLACKアンガス牛リブロースの溶岩石焼きステーキ」を注文した。

おいしそうな音を立てて、ステーキが登場。旨そうに焼きあがった肉の上に、大葉とフライドニンニクが添えてある。ソースにはほんのりとワサビが。辛味のきいたワサビのおかげで、脂を含むアンガス牛をさっぱりと食べられる。

BLACKアンガス牛リブロースの溶岩石焼きステーキ(150グラム、1,880円)

「牛ハラミの溶岩石焼きステーキも召し上がってみませんか。アンガス牛のステーキとは異なるソースを使っています」

鈴木弘太郎シェフにすすめられ、牛ハラミのステーキをオーダーした。

脂が少ない牛ハラミに、ごま油や、おろし玉ねぎ、醤油で作ったシャリアピンソースをかけて食べるステーキ。心地よい噛みごたえもあり、ジューシーなハラミ肉に大満足。

「当店は普段使いのイタリアンなので、女性のお客様がひとりでお見えになり、牛ハラミのステーキとパスタを召し上がってくださる方もいらっしゃいます」

牛ハラミの溶岩石焼きステーキ(150グラム、1,280円)

イタリアンだが、肉料理も食べてほしいと思い、ステーキをメニューに掲げるようになったという。

2月中旬、新メニュー『ドラゴンステーキ』がデビューする。

ドラゴンといっても、もちろんジュラシックパークの恐竜ではない。牛ハラミに包丁で十文字に切れ目を入れ、ウロコに見立てたステーキだ。

塩、コショウ、タイムで下味を付けた肉を、やや多めの油で表面を揚げるように焼く。それをオーブンに入れ、ふっくらと焼き上げる。