そうですね。初演は、原作の先生方のために、皆で舞台を作っていった、というところがあったと思うんです。
『王家の紋章』の原作を読まずに、初演を観に来てくださった方からすると、展開が早すぎたのかなと思うところもあったけど。。 再演では、初演よりもさらに、原作を知らない方にも分かりやすい作品になるのかなぁ、って。
なんとなくですが、自分の中ではそう思っていたりします。
ーー初演では、お話が進んでいくテンポは確かに早かったな、という感もあります。
コミック4巻までの内容を、3時間の上演時間に凝縮するのは、すごく大変だったみたいなんです。
起こることの1つひとつが、どれも外せない出来事で、どれか1つがなくなると、お話がつながらなくなってしまうから。それを、3時間にギュッと、凝縮していたみたいなんです。
再演では、さらに時間を短くする必要があったりして、演出家さんが頭を抱えている、というのはすでに聞いています。
お稽古期間も、初演のときと比べると短いので、その中で出来るかな、って。逆に、演じる役者さん以外の方たちが不安がっているというか。
ーーそれぞれが初演とは違う、課題やプレッシャーをもっていると言えそうですね。
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。