クレジットカードでお金を浪費しがちな人はどんな人?

カードの利用額が増えてもすぐに買い物のやり方が変えられない要因の一つが、“買い物をした日”と“口座引落日”のずれです。支払いタイミングがずれることで、本来は赤字家計のはずが一見収支が合っているように感じてしまいがちだからです。

また、現金は所持金以上を使うことはできませんが、クレジットカードは違います。手元にないお金も使えるため、現金以上に意志力が試されます。買い物欲にかられ浪費しがちな人は、たとえばこんな人です。

  1. ボーナス払いを頻繁に利用している人
  2. ネット通販のメルマガをたくさん購読している人
  3. リボ払いを利用して買い物をしている人 

こんな人は、カード利用で節約どころか、浪費傾向を助長する結果を招いています。

思い切ってクレジットカードの退会手続きをとる。もしくは、普段使いではなく生命保険の保険料といった定額・定期的な支払いのみに利用するほうがお金は貯まります。 

1枚を使い倒す!クレジットカード徹底活用法

子育て世帯は、教育費や住宅購入資金の準備などで手元資金に余裕がないのも事実。クレジットカードならではのメリットを生かして、賢く家計管理したいですよね。

そんな時は、世帯でクレジットカードを1本化する手もあります。

主な方法は以下の3つです。

  1. クレジットカードは特典で選ばず、還元率(ポイント付与率)のみで選択する
  2. 夫婦それぞれがカードを持つのではなく、世帯主が作り、配偶者は家族カードを使う
  3. クレジットカードは家族の生活支出にのみ使う

実際に実行するかどうかはご夫婦の考え方次第ですが、このような割り切ったクレジットカードの使い方もあります。

カード特典を享受しつつ、キャッシュバックやポイントを最大化できますし、お互いの目があるので使い過ぎなくなり、家計の助けになります。

いかがでしたか?

現金と違い、支出管理に工夫が求められるクレジットカードは、ある意味で家計管理の中級者向けツールといったところでしょうか。

クレジットカードに翻弄されるのではなく、家計支出を増やさずに利用するための我が家ルールを確立できるかがポイントです。

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。人生の節目におけるお金のアドバイスができるファイナンシャルプランナー 。子育て中の主婦の目線を活かし、「ラクして、続けられる」わかりやすい家計改善アドバイスの提供を心がけている。自治体の家計相談や労働組合様向けセミナー講師、コラム執筆等実績あり。

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