3.話を聞いてくれるかどうか

筆者の元職場にいた上司(独身40歳)は、若い女性社員達にいつも豪華なご馳走をしてくれました。

しかし、必ずしも全ての女性にご馳走するという訳ではなく、奢るにはある一定の法則があるとのことでした。

なんでも、上司曰く「一緒にご飯を食べて、僕の話をたくさん聞いて欲しい。凄いですねとか、嬉しくなるような相槌を打ってほしい。ご飯の時間を楽しませてくれる人ほど、お金を出したい」と思うのだそうです。

逆に、ご飯を一緒に食べにいっても無口だったり、つまらなさそうな顔をされたり、携帯を目の前で弄られると気持ちが萎えてしまうのだとか。

そもそも男性は、無償で女性にご飯を提供する訳ではありません。女性のなかには、年上の男性であれば「奢ってもらって当然」という考えの人もいますが、その考えは間違っていると言えるでしょう。

ご飯を奢るということは、つまり男性にとって「楽しい時間を与えてくれたから、ご褒美としてお金を出したい」ということ。

男性にご飯を奢ってもらいたいと考えているのであれば、あなた自身もトークを楽しませる意識を持つことが大切です。

4.「割り勘でいいよ」と自分で言うタイプか

筆者が婚活をしていた頃、よく出くわしていたのが「私は割り勘でいいの」と自分から言ってしまうタイプの女性達。

彼女達は自分では控え目、謙虚と思い込んでいる人が多かったのですが、実際に深く関わると我の強いタイプが多かったように思います。

彼女達が「割り勘でいい」と言ってしまう理由のひとつに、男性と対等な関係を築きたいという思いがあります。その理由の裏には、決して交際男性よりも自分が下になりたくないというプライドが潜んでいます。

男性に奢ってもらうと、それだけ相手に借りができるため、自分が尽くさなければならないと思ってしまうのでしょう。

そもそも男性とは、好きな女性に尽くしたいし、また女性には自分より少し下にいて支えてほしいというプライドがあります。むしろ、男性はご馳走したら「ありがとう!またご飯食べに行こうね」と素直に喜んでくれる女性の方が可愛いと思うもの。

割り勘主義でいると、むしろヒモ男、低収入で経済力に自信のない男性が「僕でも相手にしてくれるかも」と寄りついてくるだけです。

恋活、婚活中は、くれぐれも男性に「私、割り勘でいいよ」というセリフは口が裂けても絶対に言ってはいけません。

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筆者の周囲で男性からいつもご馳走してもらっている女性は、甘え上手で男性の話を聞くのも上手です。

男性にお金を出してほしい、尽くしてほしいと思うのであれば、あなた自身も見た目を綺麗にする、トークを楽しませるなど、男性を喜ばせる努力を忘れないようにしましょう。