3. 国産豚肉ロース薄切り 100g167円(購入当時金額 価格には変動がある)1.3~4kgぐらいのパッケージ

このお肉に出合って以来、我が家のロース肉はコレ!とリピートしているロース豚肉。

薄切りというよりも存在感のある厚みもあって、甘み、やわらかさ、ジューシーさともに満点。

見た目にも美しいサイズの揃ったお肉だが、サシが入っているものや赤身が多いものなど、どのパッケージを選んで間違いなく美味しく、あたりハズレなし。まずは、塩こしょうのみの味付けだけで焼いて食べてみてほしい。

しっとりとしていて、のどごしがいい豚肉なのだ。

豚肉なのにのどごし?とつっこみたくなるが、それほどになめらかな上質の豚肉。

煮ても焼いても、固くならず、やわらかくジューシーなままなので、どんな料理も上等に仕上がる。

生姜焼き、味噌焼き、鍋、煮込み、ピカタなどなんでもOK。料理の腕が上がったかな?と思わせるほどだ。

冷めてもやわらかくお弁当にもピッタリ。我が家では、購入後調理する分を残し、すぐに5枚ずつ並べて平らにラップし、ピタッとシート状にして大きなジップロックに入れて冷凍保存。
解凍しやすさを考え、空気に触れにくくするためだ。

常温に戻し調理。1ヶ月保存が利く。

4. 国産豚肉小間切れ 100g 100円前後 2kg前後のパッケージ

コストコのリピーターなら、このお肉のお世話になっている人も多いという超人気豚肉細切れ。

ドドーンと2kgの小間切れなのだが、よく観察してみると、「これが小間切れですか?」とパッケージに問いかけたくなるほど、大きめの肉、厚みのある肉、またさまざまな部位の不揃いの肉がランダムに入っている。

とはいっても、普通のスーパーで見かけるひらひらした小間切れとはわけがちがう。しっかりと厚みのある大きなお肉まで入っている。

前述の国産豚肉ロース切りをリピートしているとよくわかるのだが、小間切れなのにロース薄切りと同じ肉がちゃっかり入っていてお得感が感じられる。

赤身の多いもの、脂肪の多いものと、パッケージによりバラつきがあるので、このパッケージをじーっと凝視して好みで選ぶとよい。

お肉のサイズや種類がパッケージの中でもなんとなくまとまっているので、お肉の種類ごと、料理別ごとに小分けし、ラップ。ジップロックに入れれば冷凍保存がきく。

解凍のしやすさを考えて、100gずつ保存してもいい。こちらも煮てよし、焼いてよし。小さくカットされたものほど、保存期間は短くなる。

1ヶ月ほどで使いきると美味しい状態が保たれるようだ。

5.さくらどり むね肉 2.4kg 600g×4Pack   1200円前後(価格に変動あり 1000円以下のときもある)

以前は、さくらどりもも肉がコストコのお肉のなかでも人気だったが、最近はこのむね肉が人気なのだとか。

胸肉には、イミダペプチド成分という栄養素があり、疲労回復に効果があるそうだ。

高タンパク、低脂肪のむね肉はヘルシーで、ダイエットにもよい。コストコのさくらどりは、店頭に並ぶまでに一度も冷凍しておらず、さらにビタミンEが通常の鶏肉の3倍。

600gずつ密閉パッケージされているので、友人とのシェアがしやすいのも嬉しい。

鶏肉独特の臭みやクセがなく、身がプリッとしていて鮮度が違う。しっとりとしていて、肉質がとてもやわらかい。

塩こしょうのみでもよし、クレイジーソルトなどでチキンソテーにしてもよし。

たまごでとじた親子丼は、とてもふんわり仕上がった。また野菜などを巻いた、鶏ハムにも最適だ。

冷凍保存は、パッケージをあけると600g(1〜2枚)入っているので、薄切り(チキンカツ)、鶏ミンチ(鶏そぼろ、肉味噌)、一口大に切ったもの(からあげ、シチュー、カレー)を冷凍しておくと、解凍してすぐに料理に使えて便利だ。

コストコのスタッフに、肉の冷凍保存期間を尋ねると、だいたい1ケ月という目安を教えてくれるのだが、この胸肉、2ヶ月間冷凍した後、解凍しても風味がよく美味しかった。

こうして書いていても、後から後からコストコ肉愛があふれてきてそわそわしてしまう。入間倉庫店は筆者の自宅からクルマでわずか10分。明日もまた出かけてしまいそうだ。

お買い物アドバイザー。1968年、東京生まれ。浦和短期大学卒業後、オンワード樫山入社。新宿伊勢丹のCKカルバンクライン店で売場単位の売上日本1を記録。退社後、「接客」「買い物」「コミュニケーション」のアドバイザーとして執筆、講演を行う。日経MJで2001年4月~2024年3月、接客コラム連載。株式会社キーワード所属。