最終的な目標は『お笑いウルトラクイズ』にヴィジュアル系枠で出演すること
―「金爆だけじゃない!“おもしろい”V系バンドが急増中!」( https://ure.pia.co.jp/articles/-/5757 )でも書かせていただいたのですが、Jin-Machineは、2007年には仙台の「伊達者音楽闘技場」で優勝、2011年V-ROCKフェスティバルオーディションを勝ち抜いてオープニングアクトを務めるなど、オーディション受けがすごくいいバンドなんですよね。
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閣下「ファーストインプレッションで「変わったことやってんな〜」って思っていただけてるようで、でも多分それしかないんでしょうね。今までは「パッと見面白いけど、その後がないよねっ」ていう感じだったんじゃないかなと。これからはこの後に続く、懐の深さを追求していかなきゃいけないかなと思っています。反応はたしかに良いかもしれないです。が、あとは、「媚びる…」ですかね!」
―2005年結成ということで、活動歴は長いですよね。徐々にヴィジュアル系シーンのなかでも注目を集めてきている気がしますが、心境の変化はなにかありますか。
閣下「無いですね。なぜかというと、私たちはゴールデンボンバーとほぼ同期なんですよ。4年くらい前に東京のイベントで一緒になって。彼らはその時はウチらと同じくらいの動員だったんですけど、その後頑張って上り詰めて行ったわけじゃないですか。一方我々といえば、メンバーの女性問題だ、バックレるわなど、いろいろ問題を起こして炎上したりとかいろいろありまして、活動がうまくいかない時期が何年かあったんです。その間も鬼龍院たちを見ていると全然変わってないんで、別に今の段階で喜ぶべきじゃないというか。
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もちろん現時点でファンが増えたり、反応がかえってくるのは嬉しいですけど、そこが目的じゃない。自分自身の最終的な目標は『お笑いウルトラクイズ』にヴィジュアル系枠で出演することなので。バンドの機材車に乗ってみんなが湖に沈められていったり、F1カーに貼り付けられて歌うとか…。そういうことが「やりたい」って思った時に、今は予算的な問題でできないじゃないですか。でも売れたらそれができるんですよ。武道館クラスになったら「機材車鉄球で壊していいよ!」ってなるんだったら、「じゃあがんばろう!」励みになりますね。」
―完全に発想が芸人じゃないですか。
閣下「他のメンバーはそうは思ってない可能性が高いですけどね! 彼らは彼らでバンドマンであってほしいというか、むしろバンドマンならではの新鮮な反応が見たいのもありますし。私は芸人スタンスでやっていきたいなと。」