春は心機一転、新しいことを始めたくなる季節。今年こそは!と年度初めに気持ちを新たにしていることもあるかと思います。

こんなときこそ、家計を見直すチャンス!

家族で楽しい予定を立てるにも、心がウキウキする買い物をするにも、まず先立つものはお金です。

今回は、『レシートを貼るだけで5000万貯まる家計ノート ―世帯年収500万・貯金月10万で実現!』の著者でありファイナンシャルプランナーの大場智子さんに、週1回10分、レシートを貼るだけで自然とお金が貯まるようになる素敵な家計ノートについてのお話を伺いました。

手書きで、かつ手軽に、記憶に残る家計ノート作りを

――家計を管理するアプリなどもたくさんある現代に、レシートを貼るだけとはいえ手作りの家計ノートを作成するメリットはどういうところにあるでしょうか?

大場智子さん(以下、大場)「一言でいうと『誰にでも簡単にできる』ということです。これに尽きます。パソコンやスマホが苦手な人は家計アプリの利用はハードルが高いと思われるでしょう。

レシートを紙に貼り付けるという作業はとても単純です。レシートを手に取るとその文字が自然と目に入り、買い物をしたことを思い出します。

実はこのプロセスがとても大切なのです。

買い物をした瞬間は何をいくらで買ったのかわかりますが、時間の経過とともに記憶は薄れていきます。再びレシートを手に取って貼りつけるという単純作業を通しておカネを『どのように』『なんのために』『いくら』使ったかを改めて認識することができます。

本書で提案する家計ノートは、1週間分のレシートを1枚のルーズリーフにまとめるシンプルなものです。週計表にレシートを貼り付けて合計金額を書き込むだけですので、さほど手間もかかりません。

パソコンに金額を打ち込んだりスマホで金額を取り込むよりも、手書きで記録するほうが記憶に残りやすいというところもメリットといえるでしょう。

アプリ(デジタル)は作業スピードが速く便利なようですが、入力することだけで満足してしまい、データを見なおそうとする気持ちが希薄になりがちです。手書き(アナログ)は作業実感がありますし、データはバインダーにファイリングされていますから、すぐに手に取って確認することができます。」

――飽きずにコツコツやることがポイントだそうですが、飽きずに続けられるコツがありましたら教えてください。

大場「続けられるコツは『無理をしない』ことです。

義務感に駆られて、気分がすぐれない時に嫌々やらないこと。面倒くささが先にあると苦痛になってやらなくなってしまうのです。家計ノートは、空いた時間にすぐ記帳できるので、心に余裕のある時にさっと片づけるのがよいでしょう。

家計ノートは自分のためにつけるものです。会社の経理と違って締め切りが定められているわけではありませんので、自分のペースでコツコツ続けてくださいね。」