世の中には“いない方がいい父親”も存在する

筆者も離婚経験がありますが、世の中には“いなくてもいい父親”が存在します。

子どものことを思うと離婚を躊躇してしまう気持ちも理解できますが、子どもの発育に支障をきたす相手なら、時に勇気を持って突き放すことも必要かもしれません。

どのタイミングで怒り出すのか分からない相手との共同生活は、子どもたちも様子を伺うことに疲弊するかもしれません。また、夫婦喧嘩になると理性が保てていない父親の様子に子どもながら嫌悪感を抱くこともあるのです。

子どもたちの立場になって、その父親がいないことのメリットやデメリットを考えられるといいですね。

本質をよく考えて!離婚を考えるべき夫の兆候

離婚を考えるべき夫には、いくつかの特徴があります。別居や離婚をした方がいい夫の特徴を紹介しましょう。

いつキレるか分からない

怒るきっかけは、人それぞれです。しかし、いつ激しく怒り出すのか分からない人と暮らすことは、生活のなかで落ち着くことができません。

子どもを執拗に怒ったり、しつけと称した強い口調は夫にやめてもらう必要があるでしょう。話し合いに至らず、何日も怒ったままの相手には心身が疲弊するでしょう。

暴言や暴力がある

暴力はいけないことですが、子どもや妻に対する口調にも注目してみましょう。

普段は優しい夫でも、その暴言の方がよほど耐え難いからです。優しい一面や、好きと思える一面があっても、その信頼関係が崩れるような暴言がみられるのなら夫婦関係を維持することは難しいといえるでしょう。

子どもからすれば関係が安定しない両親に、気が休まることはないのです。

なかなか機嫌がなおらない

夫婦関係も長くなると、お互いの価値観の違いで悩むことも多くあるでしょう。そのようなときに、夫婦喧嘩になってしまうことも止むを得ないといえます。

しかし、夫の機嫌の悪さがなかなか直らなかったり、子どもの前でも態度が変わらないのであれば離婚も視野に入れましょう。

母親が夫婦関係をとりもとうと必死な様子は、子どもからすれば心に傷をおうことになります。無視をされ続けている親を見て、傷つかない子どもはいないのです。

話を聞いてくれない・会話がない

夫婦関係には、子育て以外にもたくさんのトラブルがつきものです。そんなときこそ、夫婦の信頼関係が試されるときといっても過言ではありません。

話を聞いてくれなかったり、会話をもとうとしても聞き入れない夫は、いつか無理がくるでしょう。大人の性格を直すのは困難です。長く連れ添ったすえに破綻する可能性があるのなら、早い時期の方が子どもの整理がつきやすいのかもしれません。

子どもに母親の悪口を吹き込む

どんな両親であっても、子どもにとってはかけがえのない親なのです。夫婦の片方が相手のことをよく思っていなくても、その個人的な感情を子どもに押し付けることはしてはなりません。

大好きな母親の悪口を聞きたい子どもはいません。信頼している父親から悪口を聞かされたら、反応に困ることは目に見えています。

子どもが苦しむことを理解していて、母親の悪口を吹き込むような父親は、そもそも子どものことをそれほど大事に思っていないのかもしれませんね。