離婚には下準備が必要
離婚を決意しても、子どもへのフォローや経済的なことを理由に挫けてしまうこともあるかもしれません。
しかし、自分さえしっかりしているのなら勇気を出すことも必要です。この勇気を持てずに、険悪なムードが数年にも及んでいるのに離婚をできない女性は多いものです。行き過ぎた不安感は正しい選択ができない可能性を秘めています。
日常生活を送ることも恐怖でままならない様子、子どもにとって険悪な夫婦関係を見せつつも結婚生活を続けるのかをよく考えましょう。
子どもが夫の顔色を伺うようになったり、必要以上に母親にまとわりつくようであれば、離婚は早い方が子どもの発育に影響が出ないかもしれませんね。
子どもを連れた上での離婚では、子どもの安全を第一に考えたいところです。住民票をうつす時に居場所を知られないように役所に掛け合ってみましょう。
協議での離婚が成立しない場合は、離婚が成立するまで長い年月を要する可能性もあります。覚悟があるのなら、信頼している親族や友人に相談しつつ子育てのサポートをお願いできるといいですね。
もちろん「離婚を選んだのは私」と自責することもありません。適度に自分がリラックスできるような息抜きを持つことも大事になります。
子どもを安心させるのは、母親の笑顔でもあるのです。自分が落ち込んでしまわないような環境を整えておくと、物事を冷静に判断できるでしょう。
その夫と明るい未来が描ける?
子どものことを思うと離婚を躊躇してしまう気持ちは、とても分かります。
しかし、世の中の母子家庭の子どもをみてみると、それはそれで溌剌とした笑顔が印象的です。子育てをする上で、両親の仲違いを見せ続ける方が悪影響であると感じるのではないでしょうか。
離婚を考え始めたら、まずは夫婦の本質を見抜くことが大事です。冷静に夫との未来を描くことができるのか、見極められるといいですね。