3人の息子を育てていく中で訪れた心境の変化とは?

ーー3兄弟を育てていく中で、長男→次男→三男と、子供に対する育児の実践の仕方や、自分自身の中での育児に対する考え方に変化はありましたでしょうか?

ちゅいたんママ「これはもう、きっとどなたも口を揃えておっしゃるでしょうが、下にいくほど、どんどんと雑に……いやいや、おおらかになっていきますね。

1人目の時は自分の理想に近い子育てを追及して頑張っていたのですが、2人目、3人目と生まれるたびに、時間、手間、労力気力が追いつかず、ガラガラと理想は崩れ去り、良い意味で力が抜けるようになりました。」

ーー具体的に、どんなことがありましたか?

ちゅいたんママ「例を出すとしたらお風呂ですかね。

長男の時は『寝る前には絶対お風呂に入れてから寝かせないと!』という意識が強かったため、夕方18時など早めに寝てしまった時でもなんとか起こして、必ずお風呂に入れてから寝かせるようにしていたんですね。眠いし、お風呂入りたくないしで大号泣でかなり大変だったのですがそこをなんとか必死にいれていました。

でも、3人目となった今は、『夕方18時に寝てしまったんならお風呂は明日の朝でいっか! 別に一日ぐらいお風呂に入らなかったからと言って死ぬわけじゃないし』と翌日に回します。むしろ、早くに寝てくれたことで小躍りするぐらいです。

『今日出来ることは今日のうちに! 一事が万事だ!』と思っていた自分が、『今日出来なかったことは明日やればいい。臨機応変に対処すればいいじゃん』と思えるように変わっていました。

3兄弟を育てることで、子供を育てるって思い通りにいかない事だらけだと身にしみました。

ーーなるほど、確かに男の子3人をしっかりお風呂に入れて早めに寝かせて、なんてなかなか難しそうです!

ちゅいたんママ「長男を育てているうちに、『成長していく過程でどんどん変わっていくものだ』ということを目の当たりにしたおかげだからかもしれません。

今はできなくてもそのうち出来るようになることもいっぱいある、今の姿がすべてではないんだということを知ってからの2人目、3人目は、1人目よりずっと気楽に接せれているように思います。」

育児に行き詰まった時の救世主は夫!

ーー育児が大変な時、行き詰まってしまった時に、どのような方法で自分自身をリフレッシュしたり、考え方を変化させたりしましたでしょうか?

ちゅいたんママ「常日頃、『大変なことほど笑いに変えて』を信条にたいていのことはネタにして乗り越えている私ですが、それでもやはり、行き詰ってしまう時はあります。

その時には、とことん夫と話し合うようにしています。親は私一人ではありませんからね!

育児においては9割、私負担の我が家なので、『何も知らないくせに!』と思う気持ちも沸いてくるのですが、そこを言い出したら話が進まないので一旦置いておいて話をするようにしています。

逆に夫は、客観的だからこそ冷静な視点をくれたりするものなんです。

色々と意見をぶつけ合うことで腹も立つし、イライラもするのですが、とことんまで話し合うことで自分の考えが整理され、凝り固まっていたものがほぐれます。

誰かと話すって大事だなって思いますね。」