2:ノートで目標設定する
目標はただ考えて終わりではありません。コナカノさんは、目標を設定する、夢を現実にするときには、書くことを勧めています。
紙とペンは、お気に入りになるくらい可愛く、気分の上がるものを選ぶとよいとのこと。そして「夢を現実化させるノート」を作っていくのです。
ノートには、やりたいこと、欲しいもの、こうなりたいという状態など、自由にページ割りし、項目ごとに順位をつけて、順番通りに書いていきます。
書き出したら、その一個一個を見返して、それぞれをより具体的に、余白の部分に書き出していく作業をします。
例えばパソコンデスクが欲しい場合、余白には、どこのメーカーの何というものなのか、価格や店舗の場所などを調べて書いておきます。
ビジネスに関連のないリサーチに時間を費やすことも、決して無駄ではないようです。
ワクワクしながら「未来を決める」ことで、現実は夢に向かって自動的に動き出すといいます。
また、形のない目標でも構わないとのこと。コナカノさんが「自分に自信をつけたい」の下に書いた言葉は、「家族は、わたしが、わたしの手で、しあわせにする」だったとか。
物欲や精神的な欲求も、目標設定や夢と同じくらい大切になるとのこと。自分がなりたい状態を思い描き、それをどんどん書いていきましょう。
3:自分で期限を決めて、動く
次に、それらをどのくらいの期間で手に入れるのか、身につけるかを決めていきます。
実際に決めた期日までに叶えることが無理だったとしても、それはそれで良いそうです。
夢を叶えようとすることが、夢を夢で終わらせない方法になるといいます。
あえて自分自身を焦らせるために、割と短い期間で達成させるように期日を決めるのがポイントだとか。
「いつまでに○○する」と断定して書くことを癖付けしていきましょう。
そして設定した期日までに〇〇を達成させるためには、いつまでには、ここまで達成しておかなければならない、というふうに目的地から逆の計算をして、計画を立てていきます。
未来を決めて、期限を自分で設定し、逆算の行動をすることで、夢を現実的な「目標」に変えていくのです。
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本書のタイトルである『3か月で旦那さんのお給料から卒業する』は、旦那さんから卒業するという意味ではなく、「女性は男性に幸せにしてもらう」「旦那さんに養ってもらう」というような古い考えから卒業するということ。
コナカノさんは、毎月安定して100万円以上の収入を得ている現在も、やはり優先順位の一番は家族だといいます。
経済的な余裕が増えれば、心のゆとりも生まれるもの。自分を変えたい、これから何かを始めたいママも、ぜひ読んでみてください。