新型コロナウィルスの感染症拡大を防ぐため発令された緊急事態宣言。
約1ヵ月半の自粛生活のなか、巣ごもり生活を楽しもう!とお取り寄せをした方も多いのではないでしょうか?
最近では都内の人気店も通販パン(通パン)を開始したりして選択肢は広がる一方、美味しいパンは食べたいけれど、何を選べばいいのか分からないというアナタに。
筆者がオススメする日本全国のお取り寄せパンBEST5を紹介します!!
※情報は購入時点のものです。変更の可能性がございます。
自分へのご褒美にはもちろん、手土産にも喜ばれること必至!
第5位 SHIZUYAPAN(京都府京都市)
1948年(昭和23年)創業で、カルネやビーフカツサンドが有名な「志津屋」が母体。2012年にオープンし、京都市内に5店舗構えるあんぱん専門店のSHIZUYAPAN。
とにもかくにもパッケージからして洒落ていて、ぱっと見た感じでは「あんぱん」って分かりません。実はこのマークは家紋。パンの種類によって異なり、使用されている素材の特徴にあわせたデザインの要素を組み合わせて家紋が形づくられているのだとか。
パンの種類は10種類、ひとつひとつ個別包装されていて、乾燥剤も内包されているので製造日から1週間日持ちします。
お取り寄せの場合、少なくとも輸送に1日はかかるので日持ちするのは嬉しい。
一番人気は「WAGURI」。
黒パンに栗、大納言こしあんが入っていて、沖縄産の黒糖を加えた生地で優しい甘味が特徴的。
栗一粒が丸ごと包んであり、こしあんのなめらかさと栗のごろりとした食感のバランスが良く、上品な和菓子を食べているようです。
次に、筆者推しなのは「KUROMAME YUZU」。
酒粕白パンに黒豆、柚子と大納言こしあんが入っていて、大納言こしあんよりも黒豆の方がたっぷりの量入っているので味わいも食感も黒豆が色濃いのだけれど、このあんぱんの全体を引き締め、さらに後ひく味にしているのは柚子。かなり良い働きをしてくれています。
ちなみに、こちらに使われている酒粕は、俳優・佐々木蔵之介さんの実家で京都の洛中にある佐々木酒造のもの。ミーハー丸出しではありますが、購入するラインナップにいれた理由は「佐々木酒造」の文字が目に入ったから。
ただ、それがきっかけでお気に入りの一品を見つけることができたので、良しとします。
最後に紹介するのは「CINAMON」。
酒粕黒パンに餅、シナモン餡が入っていて、他のあんぱんと違うのは可愛い千鳥の焼き印が押されていること。焼き印は「寿」やハートマークといったものを入れることが可能らしいので、結婚式の引き出物やパーティーのお土産なんかにも大活躍しそう。
追加の情報でお伝えしておくと、これらのパンは1個から購入可能なのだけれど、5個以上、もしくは10個以上で購入すると、無料の家紋入りの箱に入れて発送してくれるのです。
この箱自体も可愛いので、せっかくならば5個以上でオーダーするのがオススメ。
瀬戸内の香り!しまなみ海道を堪能したいならコレ!
第4位 paysan(愛媛県今治市)
実店舗は愛媛県の今治市にあります。お店には行ったことはないのですが、ここはしまなみ海道沿いにあり、サイクリニストに有名なパン屋さん。
ちなみに「しまなみ海道」とは、広島県尾道市から愛媛県今治市まで、瀬戸内海に浮かぶ島々を堪能しながら海峡を横断できる有名な道。ここ最近、尾道に行く機会が何度かあり、次回は自転車でしまなみ海道のパン屋さんめぐりをしよう!と思っていた矢先に、旅行が難しい状況に突入してしまったので、パンでだけでも「しまなみ海道」を感じようとお取り寄せしてみました。
初めての購入ということもあり、まずはお試しセットにしてみようと1,500円の6種類入ったものをオーダー。これの何が良かったかって、手ごろな価格もそうなのだけれど、全てが小ぶりだったりハーフサイズにカットされていて、少しずつ色んな味を楽しめたこと。
入っていたのは、ごまバゲット、メランジェ、玄米パン、フィグ、伊予柑ブレッド、カンパーニュ。
その中でも印象に残っているパンをふたつご紹介。ひとつ目は「ごまバゲット」。
北海道産ゆめちから・愛媛県セトキララの小麦粉にレーズンの自家製酵母、砂糖(奄美諸島きび砂糖・黒砂糖)フランスゲランドの塩に、ゴマ。
底を含め、バゲット全体にごまがついており、さっくりしたクラストにギュッとキメのつまったクラムが美味しい。
食事のお供にも良いけれど、ゴマ味が煎餅のようなに香ばしく、スライスして軽くリトーストし、お茶と一緒に頂くのもいい感じ。
もうひとつは「玄米パン」。
小麦粉や塩、砂糖は同じ、それに有機無農玄米に米沢製油の一番搾り菜種サラダ油。
さっくりしていながらもクラムが気持ちしっとり玄米の奥深い雑味も感じることができて、個人的に好きなタイプのパンでした。