3: 家族のことを心配しない
「今回のコロナウイルスで、学生さんたちが地元に帰省することもできないというニュースを彼氏と話していたとき。
『感染拡大の危険があるとはいえ、地元の家族もかわいそうだよね』と言ったら『そう? 俺は自分の家族が感染してもどうでもいいけどな』とあっさり返してきてドン引きしました。
以前、家族について『いい思い出がない』と話していたのは覚えているのですが、こんなときですらそう言えるのって、正直悲しいし感覚が怖い。
好きだから結婚できたらいいなと考えていましたが、この言葉で不安ばかり大きくなっています」(30歳/公務員)
うーんとうなってしまったこちらのケース。
たしかに、家族について良い感情を持っていないのなら心配もしないのでしょうが、それを彼女に言ってしまうのは、自分への印象が変わることを忘れているといえます。
こんな非常事態でも、心配の前に嫌悪感が先に出るような人とは、結婚のような前向きな選択は難しいと思いますよね。
家族への姿勢が見えたことで、改めて今後の交際についてどうするかを考える必要があります。
4: 「暇だから」ギャンブル!?
「今の彼氏と別れようと思ったのは、こっそりスロットをやりに行っていたから。
『久しぶりにやってみたんだけど、何とか勝った』と話すのが信じられなくて、『非常識じゃない?』と言ったら『人と向き合って打つわけじゃないし、マスクもしているし』って……。
どうして行ったのか理由を尋ねたら、『お前とも会えないし、暇だったから』と答える彼氏が本当に恥ずかしかったです。
もうやらないと言っていたけど、こんな人間性では付き合えないと思いました」(34歳/美容師)
問答無用でやめてしまえと言いたくなったのがこちらのケース。
自分のことしか考えていない行動のせいで、多くの人が迷惑を被る現実が見えていない男性とは、これを機会にすっぱり別れるのが正解です。
ギャンブルが悪いのではなく、平気でルールを破る姿勢がアウト。今のような事態でなくても、非常識な人間性は必ず交際にネガティブな影響を及ぼします。
足並みを揃えることが大切な今は、それができない人との関係を見直す機会だともいえますね。
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今回のような非常事態で見えてくるのは、その人の根本的な考え方や姿勢、そして人間性です。
どんなに好きでも、悪い面が見過ごせなくなればそれは別れのサイン。事態が終息したあとでも以前のような幸せなお付き合いは取り戻せないと感じたら、これを機に離れてみるのも選択肢のひとつです。
逆にいえば、そんな相手とこれから先無駄な時間を過ごさなくて良かったともとれます。
パートナーとして信頼できるのは、どんな状態でも相手への愛情を忘れない一途さを持つ人。それを忘れず、今後の自分の幸せに目を向けてみましょう。