気合を入れて臨んだはずの4月から、気づけばもう5月中旬……。「恋愛も仕事も、こんなはずじゃなかった!」とショックを受けている方は、意外と多いのではないでしょうか。その上、5月病になっていたりしませんか?
実はその不調、原因は食生活にあるかもしれません。乱れているものをちょっとずつ修正していって、体も心もいい方向に持っていきましょう!
アラサーの70%近くは、春になると食生活が乱れる!?
株式会社ネオマーケティングが、全国の4月から新生活を迎える20歳~59歳の男女400名を対象に「新生活」をテーマにしたインターネットリサーチを実施したところ、全体の65%が「生活環境に変化がある際に、食生活の乱れが気になる」と回答!
年代別に見ると、20代は79.0%、30代は71.0%と、アラサー年代の乱れが目立つ結果となりました。
管理栄養士の麻生れいみさんはこの結果に「食生活の乱れは、精神的なバランスの乱れにつながる」と語っています。
例えば、朝食。「朝、食事をとることは体へのスイッチになり胃腸の働きやホルモンの分泌、自律神経への調整など体内環境が一斉にリセットされるのです」と、麻生さん。
3食きちんと食事をすることで、体内時計が整い、痩せやすくなったり、仕事の生産性があがるだけでなく、精神的にも安定しやすくなると言えるのです。
食生活の乱れは、メンタルの乱れに!
「食べて、ストレス発散!」、「失恋からのドカ食い」なんて言葉を耳にしたことがある方は多いと思いますが、これはメンタルのバランスが悪くなったことを食事で補おうとする行為。
これと同じで、食生活が乱れることで、自律神経が乱れやすくなり、ちょっとした出来事で凹んだり、不安になったりしてしまうのです。そして、それをなんとか補おうと、ドカ食いに走る人もいれば、一夜の恋をする人もいれば、占いやエステにお金をかけてしまったり、女子会でべろんべろんになったり……。
その時々は満たされるかもしれませんが、これらの行為(他のことで不安感を補おうとする)は余計に自律神経を乱し、負のループにハマっていくだけです。
このままの生活を続けていってしまうと、恋愛はもちろんのこと、仕事や友人関係、日常生活にまで悪影響が出ることも少なくありません。
女性の場合ですと、精神的な部分だけでなく、肌荒れや肥満など美容面でも多大な悪影響が……! 食生活を乱すことは、心身ともにボロボロの道を辿っているといってもいいかもしれません。