専業主婦の家庭の場合

近頃は曜日によって「肉の日」「魚の日」などの特売日を決めて安売りをするスーパーマーケットは増えました。

そういったスーパーの特売日に安売りしている商品を1週間分買いだめし、それを1週間で使い切っていくようにするのが食費削減のコツだそうです。

あらかじめ献立を考えてから買い物に行くのではなく、とにかくお得だと思う商品を特売日に買い、買った後でその材料を使いどんな料理ができるのかを考えるようにします。

特売でどこの店よりも安く売られているが、どんな料理ができるのか分からないまま商品を買うことに抵抗を感じてしまうかもしれませんが、今はインターネットで検索をすれば、材料別の料理レシピはたくさん出てきます。

一般的な料理に使われる食材、例えば鶏肉や豚肉、卵や魚さえ冷蔵庫にストックしておけば、だいたいの料理はできますね。

自宅にある材料で料理をする習慣を身に付ければ、材料の無駄もお金の無駄もなくなり、さらには料理のレパートリーも増え、一石三鳥で効率よく食費が削れるのだそうです。

共働き世帯の場合

働く人が平日の昼間にスーパーの安売りに行くのは無理でしょう。ですから共働き世帯は1週間分の食料を週末に買いだめするか、週に数回、会社帰りに買い物をするかのどちらかになります。

1週間分まとめ買いをするのであれば、週末に車を使って少し足をのばし、激安スーパーに行くという手もありますし、会社帰りの買い物であれば自宅近くや駅近くの安いスーパーをピックアップして買い物するようにしましょう。

どちらにしても安いスーパーで買い物をすることが先決であり、1週間に使えるお金は7,000円ですから、それを超えないようにする必要があります。

週に2回の買い物と決めた場合は1回の買い物を3,500円以内に、毎日と決めた場合は1回の買い物を1,000円以内におさめなくてはなりません。

今は特売を夕方から夜にかけて行うスーパーも増えていますから、よく調べてから買い物に行くと良いですね。

買い方のコツは、専業主婦の家庭の場合のところでご紹介した内容と同じで、とにかく特売品を買うようにし、あとからメニューを考えるようにするということです。

まとめ

子どもが中学、高校の食べ盛りであったり、お弁当が必要であったりという場合は、激安スーパーで特売品ばかりを買っていても1週間で7,000円の食費ではやりきれないという家庭もあるでしょうが、小学生くらいまでの子ども2人を持つ4人家族でしたら、食費月3.5万円は決して達成できない数字ではありません。

大切なのは、意識することと、習慣化することです。

外食費も小遣いから支出するようにし、余らせた小遣いが外食というご褒美に代われば、小遣いを無駄に使わないように考えるきっかけにもなりますから、なお良いですね。

続けるためのポイントはストレスを溜め込まずに、楽しみながら食費を削減できるようにすることです。

楽しく食費を削減し、それが子育て世帯の家計を元気にすることにつながれば幸いです。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。