夫や義母、ママ友にまで振り回されて自分の時間がない……
ご結婚されると、独身の時と違って自分の時間が、本当になくなりますよね。
ましてや義理のお母さんと同居されている方は、義理のお母さんにも自分の時間を取られる。
お子さんがいらっしゃる方なら、お子さんはおろかママ友さんに振り回されて、おうちのこともできないくらい時間が無くなってしまうということも珍しくありません。
「ただでさえ、おうちのことだけで精一杯なのに、もう無理!」
安心してください。デリカシーなく、あなたにいろいろな頼みごとを押し付けてくる義理のお母さんやママ友さんを上手にスルーする方法はあります。
それどころか、相手の心理を逆手にとって、逆に頼み事をして、自分の時間を作ることもできますよ。
いやな頼みごとを上手に断る方法は、「土俵に乗らないこと」
ずばり、いやな頼みごとを上手に断る方法は、「土俵に乗らないこと」です。
どういうことかというと、相手の要望を受け入れるふりをしながら、まともな受け答えをしないこと。
たとえば、お子さんが加入している子供会で、ピクニックを行うイベントを企画したとします。もちろん、子供だけではそんなイベントを実施することは無理ですから、保護者があれこれ手配することになりますよね。
ママ友さんやパパの間で作業分担をするわけですが、自分の作業を持て余して、必ず誰かに自分の割り当て作業を振ろうとする人が出てきます。
たとえば、あなたにこんなことを言ってくるママ友さんやパパも出てくるでしょう。
「来週の子供会のピクニックだけど、買い出しのリスト作ってもらって、必要なもの一通り買ってきてもらってもいい?」
もちろん、あなたに時間の余裕があって、納得できるなら対応しても問題ありません。
ですが、相手が甘え上手な人なら、言われるままに買い出しを終わらせると、「あなた、時間に余裕があるんだから、ついでにこれもやってよ」といわれる可能性大です。
時間と心を使うつもりがないなら、こう切り返しましょう。
「ごめんなさい。担当した団体割引の観光電車のチケットの件が全然追いついてなくて。どうやって団体予約とるかも調べ切れてないの。
こっち急いで終わらせるようにするから、それから手伝わせてもらっていい?」
というように。
わかりにくいと思いますので、少し解説を。
大多数の人は、自分のスキルでは処理できないことを、他人に任せようとするとき、必ずあたかも正当性があるような言い分を用意します。
「一生懸命やったけど、自分では持て余し気味で助けがほしい」というようにです。
この場合、たしかに助けてあげるのが人として正しい姿なのでしょう。
ですが、悪意なく自分が楽をしたいために、理由をつけて他人に押し付けようとする人も多いのが現実です。
この場合、毅然として拒否したほうが後々良いわけですが、あからさまに「それくらい自分でやってよ」なんていえば、トラブル必至ですよね。
それよりも、「あなたが大変なのはよくわかった。サポートしてあげたいが、自分も手いっぱいなので、すぐにそちらを終わらせたら、手伝いたい。申し訳ないけどそれでいいか?」
こういった尋ね方をすると、相手が社会性を持ち合わせているなら、まずノーと言えません。