3: 彼氏の部屋に見覚えのないものがある

「洗面台の床にヘアゴムが落ちていた」と話すのは、20代後半のCさん。

イケメンの彼氏とつきあっているCさんは、どこに行くにも恋人同士で行くような仲のいいカップルでしたが、彼氏がイケメンゆえに付き合った当初から、女性関係に警戒していたそうです。

ある日、彼氏の家の洗面台の床に、女性用のキラキラしたラメの入ったヘアゴムが落ちていたことを見逃さなかった、ショートカットのCさん。

彼氏に聞くと、「ちょっと輪ゴムがないからとっさに友達に借りた」ヘアゴムがたまたま部屋の床に落ちていたと言ったのだとか。

その後も、ちょこちょこどこかの女性があえて置いていったと思われるものを発見し、そのうち彼氏に何も聞かなくなったそうです。

それはまだ、Cさんが彼氏のことを好きだから。好きな気持ちがあるうちは、見なかったことにするという選択肢もあるのかもしれませんね。

4: デート中なのにどこか上の空

「お茶を飲もうと向き合って座っていても、彼氏がどこか上の空」だと話すのは、30代半ばのDさん。

同年代の彼氏と付き合っているDさんは、仕事熱心でしっかりした彼氏の性格に惚れ込んでいたのですが、ここのところ彼氏はまるで心ここに在らずという感じなのだそう。

ちょっとした会話がすれ違うことが増えてきているものの、仲が悪いわけではなく、いつもやさしい彼氏。

しかし、ふとしたときにDさんが話しかけると上の空だったり、生返事だったりする日が続いたある日、彼氏が別の女性と歩いているところを見たという情報を友人から聞いたDさん。

悶々とする日が続いているDさんは、今後どんな答えを出すのか、じっとふたりの状況を静観しているのだとか。

どのような結論を出すにしても、後悔しない恋愛ができるといいですよね。

なにやら彼氏の様子がいつもと違うなと感じても、最初は気のせいだと思うこともあるでしょう。

ですが、女性の勘は鋭いもの。

ほかの誰よりも彼氏の身近にいる存在である彼女が、何かを察したとしたら、それは当たっている確率も高いのかもしれませんね。

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト