子どもの教育について、保育園や幼稚園のころから熱心に考えているママも最近増えていますよね。
早めに読み書きができたらいいな、九九ができたらいいな、漢字が読めたらいいな……などなど、園できちんと教えてくれるところを探してみたり、幼児教室に通わせてみたり。
できれば子どもには、勉強を「させられている」と思わずに、楽しい「遊び」の延長のような感じで自発的に楽しんで取り組む子になってほしいですよね。
そこで、今回は夢保育園グループ代表の赤松兼次さんの著書『子どもの未来が楽しみになる幼児教育 ヨコミネ式導入園の自立型子育てのヒミツ』より、子どもをやる気にさせる4つのスイッチをご紹介します。
1: 競争心を刺激する
子どもは競争が大好き。かけっこをすれば、勝つと嬉しくて「次もがんばろう!」となるし、負けると純粋に悔しがって「次は勝つぞ!」となります。
おもちゃの片付けも、「先生やお友達と競争だ! 誰が早くできるかな?」などと競争すると、我先にとみんなでやり始めますよね。
競争にもまれていないと、大人になって社会に出たときについていけなくなるのだそう。
上手に子どもの競争心を刺激できるような声がけをしたいもの。もし競争に負けてしまっても、やる気を失わせるような言葉はかけず、頑張ったポイントなどを褒めてあげたいものですね。
2: 真似っこポイントを作ってあげる
子どもは真似っこが大好き。これは、子育て中の親なら実感していることと思います。
最近しゃべれるようになってきた我が家の2歳児も、親の言ったことをすぐ真似するので、言葉遣いに注意しないとな……と思うこともたびたびです。
そんなふうに、子どもというのは親やお友達、保育園や幼稚園に通っている子どもなら少し大きい子の真似をしたりします。
保育園や幼稚園に通っている子は、集団生活をするうちに集団のマナーなどを身に着けていきますが、それも周りをよく見て、真似しているから。
真似っこは、子どもの成長に欠かせない特性。
子どもは、自分よりちょっと大人の振る舞いに興味を示したりするもの。子どもが「真似っこしてみたい!」そう感じる、お手本になるような行動を示すことを心がけましょう。