3: ちょっとだけ難しいことに挑戦させる
子どもはちょっとだけ難しいことに挑戦するのが大好き。これが簡単すぎても飽きるし、難しすぎるとやる気が起きないので、「ちょっとだけ難しい」というのがポイントです。
このちょっとだけ難しいことを常に用意してあげるのがいいのだそうです。
例えば、跳び箱なら1段跳べたら次は2段、次は3段……と徐々にあげていくことで、気がついたら7段、8段跳べるようになります。そういう、少し先のちょっと難しい目標が常にあると、子どもはぐんぐん伸びます。
もちろん家の中で行えることでもOK! お手伝いなどに関しても、お野菜を上手に洗うことができたら今度は皮むきをしてみよう、など徐々にステップアップさせていくことで子どもの達成感を刺激することもできそうですね。
挑戦して、それができると嬉しいからまた挑戦する。その繰り返しが、子どもの成長につながります。
4: 子どもの今を認めてあげる
子どもは認めてもらうことが大好き。大人に認めてもらえるだけで、喜んでやる気を発揮します。
「認めてあげる」のは「ほめる」のとは違って、「できたことをきちんと評価する」こと。
子どもは、ほめられるのももちろん嬉しいですが、ほめられすぎるとそれに慣れてしまって嬉しくなくなってしまいます。ほめるのは、ここぞというときのたまにくらいにするのがいいそう。
普段は、ただできたことをそのまま「~ができたね」と認める、ただそれだけでいいのです。
テストで言えば「60点までできたね」「70点までできたね」というふうに言うと、「次はもっといい点数をとろう」とやる気を引き出せます。最初から「100点を取りなさい!」と追い込むのはNGです。
信じて認めること、それだけで子どもはとてつもない力を発揮できるといいます。
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子どもの主体的なやる気を引き出してあげることが、まず何よりも大人がやるべきこと。
「4つのスイッチ」を押してあげることは、家で漢字や九九を教えてあげるよりも簡単にできそうですよね。
『子どもの未来が楽しみになる幼児教育』では、この他にも子どもが自立する“ヨコミネ式教育法”についてや、家庭でもできる幼児教育について詳しく書かれています。
ぜひ参考にして、家庭教育に取り入れてみてくださいね。