美容院で「5歳若く見えるように」とオーダーしてみる
八藤さんは、「人が見た目で年齢を判断するとき、最も目につく髪型を変えるだけで、10歳以上も若い印象を与えることは可能」だと言います。
それだけ、髪型の印象というのは大事です。
今、“聖子ちゃんカット”をしていたら古い感じがするし、毛先にシャギーを入れまくって軽くしすぎていても今っぽくない感じがしますね。
髪型にも流行があるので、いくら他で若く見せようとしても、髪型次第で老けて見えてしまうことは多いのです。
まずは、美容院に行ったら、恥ずかしがらずに「5歳若く見えるように」オーダーすること。
美容師さんもプロですから、若く見せるにはどんなヘアスタイルがいいか、いろいろな見せ方を知っているはず。その中から、骨格や顔立ちに似合うものをチョイスして提案してくれるでしょう。
オーダーがどうしても恥ずかしくて無理!という場合は、ヘアカタログから若く見えそうなスタイルをオーダーするか、「こうしてほしくない」というNGイメージを伝えるのもいいそうです。
デキる美容師さんなら、そこから似合うスタイルを導き出してくれます。
いい美容師を見つけるコツは、「提案してくれる」かどうか。髪質や髪色、骨格に合ったスタイルを提案してくれる美容師さんは、心強い存在です。
分け目ぱっくりはNG!後頭部にふくらみを
髪のトップがぺちゃんこだったり、分け目がぱっくりと分かれていると、それだけで老けた印象になりますよね。
女性向けのヘアウィッグのCMなどでも、加齢でボリュームダウンしてぺちゃんこな後頭部に部分的につけるものがよく紹介されています。
このぺちゃんこトップ&ぱっくり分け目にならないためには、美容院でカットラインを上から作り直してもらったり、前髪の奥行きを増やしてもらう方法がありますが、自分でも調整できます。
トップの毛束を持って、くるんと人差し指でねじり、後頭部に高さを出すこと。
たったこれだけなので、ここぞというときはこのテクで後頭部に高さを出してみましょう。
毛先のお手入れで整い方が違う!
トップのボリューム同様、毛先も大きく髪型の印象を変える部分。
毛先が整っているだけで清潔感があり「お手入れしてる感」が出ますが、毛先がパサついていたり、色が抜けていたりすると、途端に生活感が出て疲れてみえてしまうもの。
まめにカットすることも重要ですが、日常的なお手入れも欠かせません。
保湿成分の高いヘアオイルを髪の内側に揉み込むように優しくなじませ、毛先の潤いをキープしましょう。
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いかがですか?
どれも、日常的にさほど苦もなくできそうなテクニックですよね。
本書では、もちろんヘアスタイル以外にも食事やトレーニングなどさまざまなアプローチで自身の姿を若く見せる方法が紹介されています。
今より少しでも若く見えるようにがんばりたい、少なくとも出産前の若さくらいは取り戻したい……そんな思いがあるママはぜひ参考にしてくださいね。