教育費を賢く貯めた体験談

教育費は、今の時代や情勢に合わせて賢く貯めていく必要があるようです。では、実際、賢い親たちはどんな方法で貯めているのでしょうか? 平野さんの体験談をお聞きしました。

平野「私自身は、現在、国立大学4年と通信制私立高校3年の娘がいます。高校までの教育費はオール公立だったので、収入と預貯金で対応しました。

大学資金だけは桁が違いますので、生まれたときに変額保険に加入して、途中からは投資信託も取り入れました。経済が悪化しているときは目減りもしましたが、それ以上に回復しています。

国立大学も学費は預貯金で対応できましたが、二女は私立文系大学に進学する方向なので、いよいよ投資資産を売却して対応する必要もありそうです」

その他、平野さんの知っている人の教育費の貯め方のポイントも伺いました。

平野「賢く準備している方は、とにかく子どもができるだけ小さいうちから教育費に関して綿密な予算建てをしています。まずは地道に積み立てること。

児童手当を生まれたときから貯めるだけでも200万ほどになります。お年玉やお祝いなどもしっかり貯める。そして学資保険や貯蓄型保険を使って預貯金よりも増やす。

さらに積極的に増やしたい人は投資信託などの投資性金融商品を使ったりしています。

どれがよい悪いというのではなく、親の考え方に合っていて、ストレスなく準備できることが一番です。夫婦でどんな教育を受けさせたいか、それにはいくらかかるのか、どのくらいなら貯められるかなど、まずは夫婦でしっかり話し合ってみていただきたいです」

消費増税やコロナ家計など、昨今は家計が厳しい状況が続きますが、教育費のこともしっかりと綿密な計画を立てることが大切であるようです。

【取材協力】ファイナンシャルプランナー 平野 たまきさん
『たった一度の人生!明るく楽しく自分らしく』をモットーに、FP歴15年で受講者1万人以上のマネーセミナー講演と3000世帯の家計アドバイス実績あり。楽しくわかりやすく元気がもらえるコンサルにコアなファンが多い。

ライター。美容、健康、グルメなど、今ドキ女性が気になる情報をお届けしています。素朴な疑問を調査したり、専門家に聞いたりして、分かりやすく読者に伝えるのがモットー。