別れてしまったけれど忘れられない元恋人がいる、という人は少なくないかもしれません。
ふと思い出してはせつない気持ちになるそんな異性は、新しい恋人ができても記憶からは消えないものです。
男性たちに、「ずっと忘れられない元カノ」について聞いてみました。
こんな思い出のある元カノが忘れられない
1: 苦しいときにそばにいてくれた
「俺が転職したばかりのときに出会った元カノ。
お金がなくて満足に外食にも連れていけないのに、俺の部屋に来てはかいがいしく食事を作ってくれたり新しいシャツを買ってくれたり、尽くしてくれて幸せでした。
謝る俺に『私がいると思って、仕事を頑張って!』っていつも励ましてくれていました。
でも、それに甘えた俺が『いい家政婦で助かるよ』と言った一言で関係が終わりました。本当に馬鹿だったなと思います。
今は収入も安定して別の女性と付き合っていますが、お金のない俺に魅力を感じてくれた元カノのことはずっと忘れられません」(35歳/コンサルタント)
年収や肩書で彼氏になる人を選ぶ女性なら、まずこんなお付き合いはできないでしょう。
人の価値を内面で見るからこそお金のない日々でも文句が出ないわけで、そんな元カノの誠意を見抜けなかった男性は甘いと言わざるをえません。
別の女性と付き合っても物足りないのは、「今の状態じゃなくても俺を選ぶかどうか」がわからないからです。
2: 趣味や考え方が合いすぎた
「数年前まで付き合っていた元カノは、とにかく趣味や好きな音楽、食べるものまでいろんな面で相性が良すぎました。本当に結婚まで考えたのはこの元カノだけです。
ふたりで好きな映画をずっと観ていても飽きないし、お出かけする場所でケンカをすることもなくて。
元カノに離れていかれるのが怖くなった俺が、ひどい束縛で友人とも会わせなくなり、それが原因で振られました。あのときも元カノを責めるばかりで何も反省していなかったです。
別れてから、いかに自分の心が狭かったか、元カノを苦しめていたかわかったけど、元カノにはもう新しい彼氏がいます。
今でも復縁できたらと思いますが、もう遅いですよね……」(29歳/営業)
相性が良すぎて心の境界線が消えてしまい、相手を縛り付ける自分を振り返ることができなかったのがこちらのケース。
そんな女性がどれだけ貴重で幸せな存在なのか、離れてみないと気が付かないのがこの男性の不幸といえます。
これを教訓にして、次は相手を尊重できる交際ができるといいですね。