ファッションや自分の趣味の話を聞いてもらおうとすること。

これは、大多数の男性にとってかなり辛いはずです。

多くの男性は、女性のお買い物につきあうのが苦手な人が大多数です。
加えて、男性は女性に話しかけられると解決方法や、何らかの意見を言わないといけないと思っている人がほとんど。

女性にしてみればパパに意見を求めたいのではなく、ただ話を聞いてほしいということが多いと思います。

こういった状況は、少しでも疲れているときはパパにとっては苦痛でしかありません。

「ねえねえパパ、新しい服を買ったんだけど、どうかしら?」
「いいんじゃない」
こういった、つれない会話になるのが目に見えていますから、パパが疲れていなくて状況がいい時にしましょう。

絶対にNG 甲高い声と早口で話しかけること

どうしても話を聞いてほしいことがある時は、低い声でゆっくり話しかけること。

早口で話すと、女性は甲高い声で話すと甲高い声になりやすいはず。男性にしてみれば、怒鳴られているような気分になるんですね。

当然、パパからはつれない返事しか返ってこなくなりますし、キレることもありえます。

一番やっかいなのは、パパが女性に対して声を荒らげることができない性格の場合です。

ママとの摩擦を避けるために、家に帰ってくるのが遅くなったり、帰ってきてもロクに口もきかず部屋にこもってしまうなどの行動を取りやすくなります。

こういったことにまずは気をつけて、それでもパパの様子が変わらないようなら、普段から気がふさぎ込んだり、人と話すのが辛いといった症状がないか聞いてみてください。

もし、そういった症状があるようなら、冒頭でお話したように、「うつ病」などの精神神経疾患などの可能性もあります。精神神経科医の診察を受けるよう促すなど、配慮をしてあげてくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ